オフショア投資には、契約者死亡時に設定した受取人が1~5%の時価総額で受け取れるWhole Life(WL)と、契約者死亡時には相続人が継続積立していくCapital Redemption(CR)とがある。
ただし、日本居住の日本人が契約できるWL商品は限られているのが現状だ。
Whole Life(WL)商品に興味がある人が早めに行動した方が良い理由とは?
オフショア投資商品にはWL型とCR型があると書いたが、CR型は日本向けに設定されている商品と言える。
WL型と言えど、死亡時に大きな額が受け取れる事ではない事、ファンドオブファンズで運用されることから生命保険とは言い難いが、日本には保険業法186条により海外の生命保険に加入するには内閣総理大臣の許可が必要となっている。
この壁を突破する為に商品化されているのがCapital Redemption(CR)である。
普通に考えれば、契約者が死亡した際にはその時点での時価総額で受取人が受け取れた方がスムーズであり、そうした方法が取れるように、生命保険という形を取っているのがWL型である。
WL型はオフショア投資商品の”策”と言える。
日本人向けの商品であるCR型は、海外の人が興味を持つ商品ではない。
オフショア投資商品のプロバイダーは、Aviva、Frineds Provident、Hansardなど日本居住の日本人の受け入れをそもそも停止しているプロバイダーもあれば、RL360°のように、日本人にはCR型の商品しか提供していないケースもある。
現状、日本居住の日本人にWL型商品を提供しているプロバイダーはケイマン島籍のInvestors Trustか香港籍のAgeasやSunlifeに限られる。
これらのプロバイダーもいつまで日本居住の日本人を受け入れてくれるか分からないので、オフショアのWL商品に興味がある人は、行動を急いだほうが良いのである。
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