4月1日は新学期のスタートであるが、物やサービスの値段が変わるタイミングでもある。
2017年4月1日にも値段が変わるものが多いが、日本は物価上昇と経済がマッチしていない不思議な国に感じる。
2019年10月1日に消費税は10%に増税される!
2017年4月1日に値上げするもの、ざっと調べてみた。
◆旧3級品と呼ばれれている「わかば」「エコー」「ウルマ」「バイオレット」「しんせい」「ゴールデンバット」の国産6銘柄を1箱30円値上げ。
◆大手電力10社と都市ガス大手4社が料金を値上げ。
◆生命保険(←過去記事参照)
◆燃油サーチャージ
◆タイヤ料金(ブリヂストン、横浜ゴム、ハンコック、クムホ等)
もちろんこれだけではないだろうし、値下がりするものもあるだろう。
そして、皆さんお忘れだと思うが、そもそもこの2017年4月に消費税は10%に増税されるはずだった。
そう言われて気付いてゾッとした人は要注意!
2019年10月に消費税は10%に増税される。
そもそも、毎度毎度4月&10月にモノやサービス、そして税金や社会保障が値上げされるが、給与水準が上がっている訳ではない。
歪を感じてしまうが、そうさせる要因の一つは人口問題にあるはずだ。
人口減少と少子高齢化、これにより内需は縮小しているので給与水準は上がらないが、社会保障費をどこからか賄わなければならない。
嘆いていても、日本にいる限り避けられない問題である。
とは言え、海外に移住する事は簡単ではないという人が多いと思うが、将来に向けて資産だけでも海外に逃がしておく方法は取れる。
そもそもこのような状況の国で、国内にお金を置いていても資産価値が上がる事はない。
タバコで考えれば、日本円の価値は大きく減少中!
2004年に亡くなった祖父と最後に交わした言葉は、「タバコ買ってきてくれ」であり、50円玉を渡された。
既に入院中であったので、そもそもタバコを吸えないのだが、ボケていたのだろう。
親に「そのまま50円もらっておけばいいから。」と言われたが、その後タバコの値段は上がっていき、50円の価値は対タバコで考えれば大きく下がったと考えられる。
タバコの値段に比例して給与水準が上がっている訳ではないからだ。
⇒(過去記事)たばこ価格と大卒初任給の相関は?たばこやお酒は貴重な財源!
タバコだけでなく、日本円の価値をモノやサービスと比較して考えると、減少していると考えられる。
「日本円の価値」はじっくりと吟味しなくてはならない。
例えば、生命保険。
固定されている受け取り額、投資のように考えていても、実は価値が下がってはいないですか?
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