「外貨預金は海外投資」と思っている人がいるようだ。
日本国内で外貨預金をしても、リスク分散もされず全く意味はない。
日本円に戻さなければならないFXや外貨預金はリスクが減らない!
日本の銀行のホームページなどを見ていると、外貨預金キャンペーンなどを展開していて、高金利の数字を表示していることがある。
そのからくりは、契約当初1ヶ月のみという場合がほとんどであり、2ヶ月目からは通常の金利に戻ってしまう。
例えば、金利6%となっていたら、最初の一ヶ月目は0.5%(6%/12ヶ月)であり、それ以降は通常の金利へと戻ってしまう。
これでは全く意味がない。
また、日本の銀行であればベースになるのは「日本円」である。
最終的には日本円に戻さなければ引き出しも出来ず、リスク対応もされていない。
極端な事を言えば、預金封鎖にでもなった日には外貨預金だろうと同じように資産税を掛けられるはずだ。
資産運用の為にリスク分散を考えるのであれば、海外の銀行を利用しなくてはならない。
また、FXでも同じである。
FXの口座に入金するには銀行口座から出金する必要があり、お金を戻すのも銀行口座となる。
結局は、日本の銀行がベースになるので、リスクは軽減されない。
そもそもレバレッジを掛けてFXをする事自体がリスクであり、ギャンブル的要素が強い。
海外投資として外貨預金を考えている、リスクヘッジとして外貨を持ちたいのであれば、やはり海外の銀行を活用するしかない。
例えば、HSBC香港であれば、12種類の外貨を一つの口座で管理できるマルチカレンシー口座となっている。
・HKD(香港ドル)
・USD(アメリカドル)
・GBP(イギリスポンド)
・CAD(カナダドル)
・AUD(オーストラリアドル)
・JPY(日本円)
・NZD(ニュージーランドドル)
・EUR(ユーロ)
・SGD(シンガポールドル)
・CHF(スイスフラン)
・RMB(人民元)
・THB(タイバーツ)
もちろん、日本の銀行ではないので、預金封鎖や資産税を気にする必要はない。
引き出しは香港ドル口座からとなるが、世界中のATMで現地通貨で引き出すことが可能である。
HSBC香港は海外投資・オフショア投資をする際のハブ銀行としても利用可能な銀行であり、リスクヘッジ口座として日本人にも多くのメリットがある銀行と言える。
☆ご質問等はこちらから。
コメント