10月17日は貯蓄の日!と言うのはご存知だろうか?
だからと言って、今の日本で貯蓄する事は全くお勧めできない。
日本で貯蓄しても資産価値は目減りするばかり!海外を上手く活用して投資しよう!
何故10月17日が貯蓄の日となっているのだろうか?
毎年10月17日に伊勢神宮で行われる神嘗祭(かんなめさい)に由来するそうだ。
神嘗祭とは、その年に収穫された穀物でつくったお酒などを収穫への感謝の気持ちを込めてまつるお祭りだが、そこに関連させて「お金を無駄遣いせずに大切にしよう」という思いを込めて日本銀行が1952年に制定した記念日らしい。
70年以上前に制定された記念日なのに、全く知らなかった。
当時は戦後復興の真っただ中。
お金を無駄遣いする人などいなかったと思う。
その後、高度経済成長期の1970年代頃には郵便局の定期貯金が10%を超える時もあった。
(1974年には公定歩合は9.0%に達していた。
公定歩合も死後ですねww)
(↑総務庁統計局HPより)
高度経済成長期の頃は物価も同じように上がっていた。
銀行預金が10%程度あり資産は表面上増えていると感じるかもしれないが、実質的には物価は上がっているので資産価値は変わっていないと言える。
だが、今の日本は超低金利であり、銀行預金であってもタンス預金とほぼ同じ。
物価が下がっていたり変わらなければ問題ないのだが、日本で預貯金していたら物価上昇へのリスク対策は全く取れないのだ。
そうであるのにも関わらず、貯蓄年収比は右肩上がりで増えている。
(分母の年間収入は右肩下がり~横這いであり、分子である貯蓄現在高はほぼ横ばいなので、結果的に緩やかな右肩上がり。)
今後の日本は人口減少かつ少子高齢化で経済が縮小すると考えられる。
そして、発行を続ける日本国債の影響もあり日本円の価値は下がる事が予想される。
すると、相対的に物価は上がっていく事だろう。
銀行での預貯金、タンス預金をしているだけでは資産価値は目減りしていくばかり。
また、消費税も上がり支払い額が増えているので物価は上がっているようなものである。
なので、将来に備えて資産価値を増加させていかなければならない。
事実、コロナ禍後半から物価高騰で苦しむ人が増えている。
ただし、日本のインフレ例は世界のインフレ率と比較するとまだまだ穏やかである。
その格差こそが日本と海外の経済格差を表していると思うが、世界は繋がっているので、今後は日本も世界レベルのインフレーションに襲われても不思議でも何でもない。
そうした事態に備える事を考えれば、日本国内で貯蓄をしている場合ではない。
銀行での預貯金、タンス預金だけでなく、日本国債の影響を考えると日本国内の金融商品で利回りが期待できるものはほとんどない。
そうであれば、海外の金融商品を活用して投資するしかない。
半世紀以上も前に制定された「貯蓄の日」であるが、今の時代に貯蓄を考えるのであれば、日本国内で貯蓄すべきでないという答えが導かれるはずだ。
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