RL360°(アールエルスリーシックス、旧名ロイヤルロンドン360°)やInvestors Trust(インベスターズトラスト)、Friends Provident(フレンズプロビデント)などのオフショア積立投資商品は、積立当初18~24か月が初期口座となっている。
この初期口座が終了すると積立口座へと移行するのだが、ざっくり説明すると、初期口座は手数料を払う部分で、積立口座で資産を増やしていくという商品概要になっている。
その為、初期口座が終了すると減額や積立の一時停止・休止、一部引き出しなどが行えるようになるが、簡単にこうした事をしない方が良い。
それは何故なら、そうした事をすると手数料比率が相対的に上がってしまうので運用効率が悪くなってしまうからだ。
オフショア投資商品はIFA=正規代理店からしっかりと説明を受けて直接契約すべし!
オフショア積立投資商品は初期口座から積立口座に移ってからが本当の勝負の始まりだ。
しかし、何故かこの段階で減額や積み立て休止を考える人が多い。
減額しても、手数料は減額前の積立額がベースになっているので、減額や休止を行うと手数料比率は上がってしまう。
(増額した場合は増額分も別途手数料が必要になるので、手数料比率は変わらない。)
もったいない考えをするなと思うのだが、よくよくヒヤリングしてみると、初期口座が終了した時点で直ぐに減額や積み立て停止・休止を勧める人がいるらしい。
更に聞いてみると、初期口座だけでも運用利回りでお金は増えると説明している人がいるようだ、そんな打ち出の小槌のような金融商品は世界中を見渡してもどこにも無いはずだ。
最悪な場合、初期口座終了後に積立を停止させ、その分のお金で異なる商品の契約を勧めるようだ。
新規加入してもらえればコミッションがもらえるからだろうが、顧客の資産運用の事など根本的に何も考えていない。
こうした人物に近づいてはならない。
商品知識がないのであれば、それはもちろん問題である。
だが、商品知識を知っていながらこうした説明をしているとすれば「悪」である。
オフショア積立投資は減額や停止、引き出しが出来る自由度の高い商品であるが、だからと言って減額や停止前提で契約を考えたら、意味がない。
そうした考えで資産が増えることはないからだ。
そもそも、国内で紹介者や仲介会社と呼ばれている人たちを通して契約する必要など全くない。
こうした人たちを介して契約してプラスになればいいのだが、マイナスになるケースがほとんどだ。
オフショア積立投資商品を知るきっかけが友人や知人、どこかの誰かがやっている勉強会やセミナーである事が多いと思うが、そうした人たちがオフショア積立投資商品の契約やサポートをする資格を持っている訳ではない。
知るきっかけが何であれ、商品概要を正規代理店から正しく聞いて、しっかりと正規代理店からサポートを受けられる体制にしておかなければならない。
無駄に間に入ってくる紹介者や仲介業者とは距離を置かなければならないし、個人情報など間違っても提供してはいけない。
オフショア積立投資は自分の収入状況や余裕資産を考えて積立額を設定しなくてはならないが、その為にはIFA(Independent Financial Adviser)と呼ばれるオフショア金融商品の正規代理店に直接相談すべきである。
日本人スタッフがいて、日本人の受け入れやサポート実績が豊富なIFAもある。
日本人を受け入れているIFAは10社ほどあると言われているが、
①日本人スタッフがいて日本人の受け入れやサポート実績が豊富なIFAを選定し、
②直接問い合わせを行い、
③商品についての直接正しく説明を受け、
④直接契約をして、
⑤直接サポートを受けられる状態にしておかなくてはならない。
もし、契約後にサポートが受けられなくて悩んでいると言う方はIFAの移管(変更)を検討すべきである。
IFAの移管は今現在契約しているIFAに連絡する必要は無く、これからお世話になりたいIFAを見つけてくれば、そのIFAで移管手続きを行ってもらえる。
☆ご質問やご相談、正規代理店=IFAの選定でお悩みの方はこちらから。
オフショア積立投資商品のIFA=正規代理店とは?
オフショア積立投資商品はその名の通り、海外のオフショア金融センターの保険会社が提供している金融商品である。
海外の商品故に日本にIFA=正規代理店は存在しない。
日本国内での勧誘や営業、契約と言った取引行為は禁止されている。
その為、間に入ってくる紹介者や仲介会社も金融商品取引法に抵触する可能性が著しく高い。
それがFPであっても投資顧問会社であっても同じこと。
金融商品取引法は販売側を規制しているだけで購入する事は何ら問題ないので、オフショア積立投資商品に興味があれば、自ら海外にあるIFA=正規代理店に連絡して契約やサポートをお願いする事になる。
IFAとはどうやって確認すれば良いのだろうか?
現地の保険当局や金融庁に登録されている会社がIAFと言える。
例えば香港であれば、保険業を管理監督する政府機関である「香港保険業監管局」=”Hong Kong Insurance Authority=HKIA”や、金融庁である”Securities & Futures Commission of Hong Kong”に登録されている会社がIFAと言える。
☆香港保険業監管局 ⇒ Hong Kong Insurance Authority
☆香港金融庁 ⇒ Securities & Futures Commission of Hong Kong
こうした機関に登録されている事を確認する事が重要である。
広東語 or 英語サイトになるのだが、調べ方が分からなければIFAに登録番号を直接聞いてみれば良い。
中にはこうした機関に登録されていないのにIFAのように装っている会社もあるので要注意。
登録が不要な話を丁寧にしてくるかもしれないが、不要であれば誰でもIFAになれてしまう。
登録されている会社でお世話になるべきか、登録不要と語ってくる会社でお世話になるべきかは冷静に考えれば分かる事だろう。
積立投資商品であれば金融庁だけの登録で十分ではあるが、保険当局への登録もされていれば知識が広いIFAとなるのでベストと言える。
こうした機関に登録されていれば間違った商品説明はできないし、詐欺的な販売もできない。
そうした行為を行えば登録を取り消されてしまうからだ。
逆に、こうした機関に登録されていない紹介者や仲介会社は自由に行動できてしまうので、間違った商品概要を平気で説明してしまうのだ。
酷いケースだと詐欺商品を販売してしまう。
RL360°やインベスターズトラスト、フレンズプロビデントはもちろん詐欺商品ではなく合法的な投資商品だが、間に入ってくる紹介者や仲介会社は異なる詐欺商品を案内してくる事もあるので近寄ってはならないのだ。
海外オフショア籍の積立投資商品はIFAと呼ばれる正規代理店と直接契約し、直接サポートを受けられる状態にしておくのが原理原則。
原理原則から外れるとリスクが大きくなるばかりでメリットが増える事はない。
オフショア積立投資商品は長期契約商品であり、長期で積立を継続する事でリターンが得られることを理解して、頑張って契約を継続してもらいたい。
その為にはサポート力があるIFAと繋がっておく事が大切となる。
☆ご質問やご相談、正規代理店=IFAの選定でお悩みの方はこちらから。
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