先日、とある方にオフショア投資の相談に乗ってほしいと言われ、カフェでお茶しながら話を聞いていた。
すると、その後に若い男性が続々とやってきて、仮想通貨の話が耳に入ってきた。
仮想通貨でもオフショア投資でもMLMには要注意!
トイレに行きたくなったので席を立ち、彼らのテーブルにふと目を向けてみるとピラミッドの図が見えた。
仮想通貨をネタにしたMLM(マルチレベルマーケティング)のようだ。
マイニングでの収益と紹介システムによる収益を謳っているようだが、紹介システムでの収益の話をしている時点で自転車操業・ポンジスキームを疑った方が良い。
仮想通貨のMLM・ネットワークビジネスについて調べて見ると、その昔オフショア投資・海外投資業界にいて行政処分を受けたり、損害賠償責任で訴えられた事件に関わっている人が名を連ねているところもあるようだ。
こうした人たちは手を変え品を変えMLMのシステムを作るようだが、そうしたある種の頭の良さや集客力は別のところで使えばいいのになと感じてしまう。
オフショア投資でも未だにMLM・ネットワークビジネスの形で勧誘している人・団体があるようだ。
オフショア投資自体は問題が無く良い商品であっても、そうしたシステムで契約してしまうと後々のサポートが満足に受けられなくなってしまう。
下の階層にいけばいくほど商品理解も薄くなり、サポートも受けられない。
そして、数年経ったら紹介してくれた人と連絡が取れなくなって困ってしまうケースは良くある話。
オフショア投資商品だからと言って年利10%,20%と出る訳ではないが、日本にいながら海外に資産を構築できるスキームなど、日本人にとっては有用な商品が多い。
そうした商品を知るきっかけが何らかのセミナーであったとしても、MLMのシステムとは縁を切り、直接契約してくれる正規代理店からしっかりと商品説明を受け、サポート体制が整っているところで契約をしなくてはならない。
仮想通貨やオフショア投資に限らず、何でも同じ話だと思うのだが。
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