海外オフショア投資商品や保険商品は正規代理店であるIFA(Independent financial advisor)を通して契約する事になる。
IFAはお金に関するプロ。
全てを晒して接した方が良いが、全てを晒せるIFAを探し出せるかがポイントとなってくる。
そもそもIFAとは？保険会社・クライアントとの関係性やIFAの責務とは？
海外オフショア投資商品・保険商品は正規代理店であるIFA(Independent financial advisor)を通して契約する事になる。
海外の保険会社は自社で直接クライアントと受け入れてはおらず、IFA=正規代理店が契約からサポートまでを請け負う事になっているからだ。
以下のような関係性となる。
| プロバイダー – IFA(正規代理店) – クライアント(顧客) |
プロバイダーとは、保険会社など商品を提供している会社の事。
オフショア投資ではIFAと呼ばれる正規代理店を通して契約する事になるが、この際、紹介者と称する個人や会社を通すケースがあるようだ。
海外の金融商品を契約する事は何ら問題ないのだが、日本の金融庁に登録されていない商品の勧誘・営業・販売行為は金融商品取引法で禁止されている。
購入側と販売側で法律が異なるのだが、販売側は営業や勧誘を規制されているので、購入希望者は海外にある正規代理店IFAに直接問い合わせを行わなければならない。
間に入ってくる紹介者に無駄に個人情報を出してはならない。
そもそも、間に紹介者を挟む必要が全くないので、無駄な存在である人に無闇に個人情報を提供すべきではないのだ。
正規代理店IFAだが、アジアでは香港やシンガポール、マレーシアなどに存在する。
日本から一番近いオフショア金融センターである香港のIFAにお世話になるのが良いだろう。
どこのIFAを選ぶにしても、そのIFAが登録されている国や地域の保険当局や金融庁に登録されているかどうかを確認する事が重要だ。
例えば香港であれば、政府直轄で保険業を管理監督する香港保険業監管局=Hong Kong Insurance Authorityや香港金融庁であるSecurities & Futures Commission of Hong Kongに登録されている会社が正規代理店となる。
☆香港金融庁 ⇒ Securities & Futures Commission of Hong Kong
☆香港保険業監管局 ⇒ Hong Kong Insurance Authority
海外の保険商品・金融商品なので、日本国内にはそのIFAは存在しない。
こうした機関に登録されている海外のIFAにお世話になるのだが、日本人スタッフがいて日本人を受け入れているIFAも存在する。
そうしたIFAで、日本人の受け入れやサポート実績が豊富なところであり、かつ、クライアントと直接向き合って対応してくれるIFAを選べば安心して契約できる。
紹介者・紹介会社を通すべきではない、紹介者・紹介会社に個人情報を提供すべきではないと説明したが、裏を返せば、自社の責務を放棄して紹介者や紹介会社に実務を行わせるようなIFAを選択すべきではないのだ。
保険当局や金融庁に登録されていない紹介者や紹介者は悪い意味で自由に行動できてしまう。
商品説明は間違いが多く、何とか契約させてやろうと話を盛った営業トークをしてくる事もある。
どこかの段階で、聞いていた話と違う、違う商品の方が私には合っていたと気付いたりするのだが、だからと言ってそうした紹介者・紹介会社が納得いくアフターサポートを行ってくれる訳ではない。
どこかのタイミングで連絡が取れなくなる紹介者・紹介者が多いのだ。
オフショア金融センターには日本では考えられないような利回りや優れた特性を持った商品が多いのだが、自分に合致した商品を契約して、アフターサポートを受けられる環境にしておかなければ、長期契約を継続できない。
商品の特性上、長期契約になる商品がほとんどだが、長く継続できるような環境を提供してくれるIFAを選ぶ事が重要となっている。
☆ご質問やご相談等はこちらから。
IFAに中途半端な情報を出すと中途半端な契約になる可能性あり！
オフショア金融センターの保険当局や金融庁に登録されているIFA=正規代理店はお金に関するプロフェッショナルである。
せっかく、そうしたIFAにお話するのだから、家族状況や資産状況など、資産運用に対する考えを包み隠さずに話した方が良い。
そうした方が、自分に合っている商品やプランを提供してもらえるはずだ。
アフターサポートも含めて、親身になってお金の相談に乗ってくれる関係性が築けるIFAを選択する事が、オフショア投資の重要なポイントとなってくる。
オフショア投資の世界を知るきっかけは友人や知人から話を聞いたり、どこかの誰かが開催しているセミナーや勉強会である事が多い。
そうした流れで知る情報はとても限定されている。
そして、そうしたセミナーや勉強会の流れで契約すると、とても狭い情報で契約を進めていく事になる。
そうなると、自分に本当に合致した商品に出会えるかどうかは分からない。
セミナーや勉強会を開催している人は、IFAからとある商品の情報だけを叩きこまれているケースが多いのだ。
そして、正しく商品理解をしていないセミナーや勉強会の講師も多い。
なので、狭く浅い情報を与えられただけで契約を行う事になる。
また、そうしたセミナーや勉強会の主催経由で契約すると、冒頭で説明した金融商品取引法に抵触する可能性が高い。
自分の考えや予算、家族状況などに合致したプランに出会う為には、知識豊富なIFAに直接連絡すべきである。
と言うか、直接連絡する事がオフショア投資商品や保険商品を契約する時の原理原則となっている。
IFAは総合代理店としての役割も担っている。
多くの保険会社と提携しているIFAを選べば、商品の選択肢が広がるし、そうしたIFAは多くの知識を得ている事になるので、知識範囲も広く深くなる。
こうしたIFAを選択して、自身の予算や考え、家族状況を包み隠さず話しておけば、本当に自分に合致した商品と出逢う事ができる。
時には複数の商品を組み合わせることもあるだろう。
そうした戦略を練ってくれるのもIFAなので、包み隠さず情報を出せば、それだけ良い結果になっていくという事だ。
間に入ってくる意味のない紹介者や紹介会社には個人情報など何も提供する必要は無く、距離を取った方が良い。
一方で、保険当局や金融庁に登録されていて、日本人の受け入れやサポート実績が豊富で、クライアントと直接向き合ってくれて、多くの保険会社と提携しているIFAには、資産状況や家族状況などを提供していくべきである。
時間が経つにつれて資産状況や家族状況も変化していく。
そうした時にも、そうした状況をIFAに伝えれば、その時々に合った戦略を練ってくれるはずだ。
IFAを単なる契約時や事後の事務処理を行う人たちと捉えていると、とてももったいない。
その時その時に合ったプランや考えを提示してもらえれば、将来に亘って資産価値が大きくなっていく事だろう。
問題はそうしたIFAに如何に出逢うかである。
オフショア投資の成功の可否はIFAの選択に尽きるとよく言われるが、その理由が分かってくるのではないだろうか？
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