日本の紙幣に描かれている肖像画の変遷/推移/歴史の一覧まとめ!改造紙幣・兌換券・日本銀行券等々あるが、その実質的な価値を考えよう!

銀行

2024年7月に1万円札、5千円札、千円札の紙幣のデザインが変更されて、各々渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎の肖像画が使用されている。

これまでどのような紙幣が日本に存在したのか?

その推移をまとめてみた。

日本の紙幣で使われていた肖像画の変遷・推移・一覧をまとめてみた!

日本の紙幣で初めて肖像が使われたのは、1881年(明治14年)に発行された改造紙幣1円券に描かれている神攻皇后である。

その後に発行された紙幣の肖像画について、その推移を調べてまとめてみた。

何度も肖像画として登場している人物もいる。

最多は聖徳太子の7度となっている。

発行年 紙幣 肖像画
1881年(明治14年) 改造紙幣1円券 神攻皇后
1882年(明治15年) 改造紙幣5円券 神攻皇后
1883年(明治16年) 改造紙幣10円券 神攻皇后
1888年(明治21年) 改造兌換銀券5円券 菅原道真
1889年(明治22年) 改造兌換銀券1円券 武内宿禰
1890年(明治23年) 改造兌換銀券10円券 和気清麻呂
1891年(明治24年) 改造兌換銀券100円券 藤原鎌足
1899年(明治32年) 兌換券5円券 武内宿禰
兌換券10円券 和気清麻呂
1900年(明治33年) 兌換券100円券 藤原鎌足
1910年(明治43年) 兌換券5円券 菅原道真
1915年(大正4年) 兌換券10円券 和気清麻呂
1916年(大正5年) 兌換券5円券 武内宿禰
1917年(大正6年) 兌換券20円券 菅原道真
1930年(昭和5年) 兌換券5円券 菅原道真
兌換券10円券 和気清麻呂
兌換券100円券 聖徳太子
1931年(昭和6年) 兌換券20円券 藤原鎌足
1945年(昭和20年) 兌換券200円券 武内宿禰
兌換券200円券 藤原鎌足
1945年(昭和20年) 兌換券1000円券 日本武尊
1948年(昭和23年) 50銭政府紙幣 板垣退助

改造紙幣とは、大日本帝国政府が発行した紙幣。

損傷しやすく、偽造も多発した明治通宝紙幣と交換するのを目的としたもの。

兌換券とは、いつでも要求しだい券面に記載された金貨などの正貨と交換できるよう保証された紙幣。

発行年 紙幣 肖像画
1942年(昭和17年) 日本銀行券5円券 菅原道真
1943年(昭和18年) 日本銀行券1円券 武内宿禰
日本銀行券10円券 和気清麻呂
日本銀行券35円券 菅原道真
1944年(昭和19年) 日本銀行券100円券 聖徳太子
1945年(昭和20年) 日本銀行券10円券 和気清麻呂
日本銀行券100円券 聖徳太子
1946年(昭和21年) 日本銀行券1円券 二宮尊徳
日本銀行券100円券 聖徳太子
1950年(昭和25年) 日本銀行券1000円券 聖徳太子
1951年(昭和26年) 日本銀行券50円券 高橋是清
日本銀行券500円券 岩倉具視
1953年(昭和28年) 日本銀行券100円券 板垣退助
1957年(昭和32年) 日本銀行券5000円券 聖徳太子
1958年(昭和33年) 日本銀行券10000円券 聖徳太子
1963年(昭和38年) 日本銀行券1000円券 伊藤博文
1969年(昭和44年) 日本銀行券500円券 岩倉具視
1984年(昭和59年) 日本銀行券1000円券 夏目漱石
日本銀行券5000円券 新渡戸稲造
日本銀行券10000円券 福沢諭吉
2000年(平成12年) 日本銀行券2000円券 紫式部
2004年(平成16年) 日本銀行券1000円券 野口英世
日本銀行券5000円券 樋口一葉
2024年(令和6年) 日本銀行券1000円券 北里柴三郎
日本銀行券5000円券 津田梅子
日本銀行券10000円券 渋沢栄一

銀行券とは、銀行が発行する一定の貨幣額を表示した紙片で強制通用力が与えられ通貨として機能するもの。

金本位制度が停止されて以降は、兌換制度は廃止されている

日本銀行発行の日本銀行券は燃やせば消える紙であるが、そこに書かれた数字の価値が強制的に与えられているものなのだ。

渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎への肖像画変更は偽造防止などの理由の為となっているが、平成から令和へ元号が移行する事も背景にあると思う。

新紙幣は新しい時代の一つの象徴となるのかもしれないが、キャッシュレス化が進む現代社会、令和時代の中で紙幣はどのような役割を担っていくのだろうか?

 

紙幣の価値は物価上昇と共に下がっていく!放置せずに資産価値が上がるような対策をしておくべし!

「日本銀行発行の日本銀行券は燃やせば消える紙であるが、そこに書かれた数字の価値が強制的に与えられているものなのだ。」と書いたが、その価値は相対的なものである。

今の1万円は過去・現在・将来で価値が異なる。

過去には1円券もあったが、今では1円で買えるものなど無いもない事が最も分かり易い例と言えるだろう。

モノの価値は基本的には上昇していく。

もちろんデフレの時期もあり、一直線に上昇していく訳ではないのだが、長い目で見れば物価は上昇していくものだ。

見方を変えると、お金の価値は相対的に下がっていく。

何もせずお金を放置していると、その実質的な価値は徐々に下がっていってしまうのだ。

コロナ禍後半から物価が高騰し苦しむ人が増えている。

お金の価値が減少していると感じる人は多いはずだ。

だが、何も対処しない人が多いように感じる。

物価高騰に苦しみ、お金の価値に自然と気付く人がたくさんいるが、日本のインフレ率は世界のインフレ率と比較すればまだまだ低水準である。

海外では更に厳しいインフレーションとなっているが、世界は繋がっているので、いつ日本も世界的なインフレーションに巻き込まれても不思議ではない。

そうした時に備えて、余裕資産があるのであれば、資産価値が上がるように対策を打っておかなければならないのである。

 

日本政府は「貯蓄から投資へ」とのキャッチフレーズで日本国民に投資を促している。

貯蓄していても資産価値が上がらないのだが、だからと言って資産価値が上がるような保険商品や金融商品がある訳でもない。

NISAなどに泳がされている人もいるが、投資枠が大きくもなく、そもそも何を買えば良いかが分からない人が多いので、投機(ギャンブル)的な手法になってしまっている日本人が多い。

大事なお金をむやみやたらと良く分からない銘柄に投資すべきものではない。

NISAの非課税枠に飛び付く人が多いが、そもそも利益が出なければ非課税枠に意味はなく、何に投じれば良いかが分からない状態で、非課税枠だけを追っていても仕方ない。

 

本来であれば、資産価値が向上するような保険商品などがあれば良いのだが、残念ながらそうした保険商品は日本国内には見当たらない。

だが、海外に目を移すと、長期的に見て利回り6~7%で複利運用される保険商品があったりする。

利回り6~7%で複利運用されると言ってもイメージが湧かないかもしれないが、10年後に約150%、20年後に約300%、30年後に600%以上のリターンとなるシミュレーションだ。

これだけの利回りが出る保険商品は日本国内では見当たらない。

また、日本円の価値が減少していると感じている人からすれば、日本で日本円ベースで資産運用するよりも、海外で米ドル建てで資産運用した方が資産保全になると考える人もいることだろう。

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資産運用を考える時に、お金や物価上昇の時間軸と分散と言う地域軸を考える必要がある。

日本に住み、日本で働き、日本で日本円を得ている人が、日本国内で日本円を主軸に資産運用を行うのは得策ではない。

軸をずらして考えることで、いかに資産を保全させて、その価値を上げていくかのビジョンが見えてくることだろう。

 

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