サンライフ香港社からSunJoy Global Insurance Plan 2とSunGift Global Insurance Plan 2が上市された。
共にSunJoy Global、SunGift Globalをランニングチェンジするような形で販売されている商品であるが、サンライフ香港社からは似たような商品としてRoyalFortune Savings Planも販売されている。
この3商品の違いを利回りシミュレーションを中心として比較してみたい。
サンライフ香港SunJoy2/SunGift2/RoyalFortuneの利回りシミュレーション比較
このコンテンツでは比較を中心に行っていきたいので、個々の商品の詳細については以下リンクを確認してもらいたい。
(尤も、商品の正確な情報はIFA=正規代理店から聞いてみるのが本筋である。)




早速だが、この3商品の解約返戻金の利回りシミュレーションを比較してみたい。
こうした商品は利回りが確定している部分(保証部分)と運用によって数字が乗ってくる非確定部分(非保証部分)の2階建て構造になっているのだが、非確定部分も加えた数字で比較したのが以下の表となる。
非確定部分はマイナスになる事はなく、サンライフ香港社の運用でどんどん上昇していく部分である。
契約年数 | SunJoy2 | SunGift2 | RoyalFortune |
1年後 | 12.0% | 12.0% | 80.5% |
2年後 | 38.2% | 38.2% | 84.2% |
3年後 | 73.4% | 40.1% | 95.6% |
4年後 | 79.8% | 45.9% | 100.8% |
5年後 | 88.3% | 53.6% | 109.6% |
6年後 | 104.8% | 100.8% | 120.9% |
10年後 | 145.2% | 137.4% | 156.0% |
15年後 | 204.4% | 200.2% | 215.4% |
20年後 | 311.6% | 300.4% | 297.4% |
25年後 | 424.1% | 426.7% | 402.2% |
30年後 | 615.1% | 627.2% | 550.5% |
保険料 支払期間 |
2年 | 2年 | 一括 (>USD125,000) |
(非確定部分の解約返戻金を支払保険料で割った数字。)
どの商品を見ても、日本の保険会社では到底達成できない数字だと感じると思う。
それだけ日本と海外の保険会社の実力差が大きいのだ。
ポイントは解約返戻金が支払保険料を上回る、いわゆる損益分岐点を迎えるまでの数値なのかなと思う。
SunJoy Global insurance Plan 2とSunGift Global Insurance Plan 2は6年目で、RoyalFortune Investment Planは4年目で損益分岐点を迎えるとシミュレーションされている。
(表中の赤字部分。)
そこまでに至る部分を見ると、解約返戻率はRoyalFortuneが一番高い。
なので、日本にある余裕資産を一気に海外に資産移転させたいと考えている人にはRoyalFortune Investment Planが向いているのかなと思う。
ただし、最低保険料が125,000となっているので、富裕層や資産家向けのプランかなと思う。
富裕層や資産家が資産移転で資産保全をするのに適している。
SunGift Global Insurance Plan 2は契約当初の解約返戻率が低いが、裏を返せば資産圧縮率が高い事を意味する。
解約返戻率が低い≒資産圧縮率が高い状態で、お子さんやお孫さんに名義変更すれば、資産価値を抑えて資産承継を行う事ができる。
契約後直ぐに名義変更をすると目を付けられてしまいそうだが、契約後3~4年後に名義変更を考える人が多いと思う。
契約3年後であれば資産圧縮率が59.9%、契約4年後であれば資産圧縮率54.1%となる。
資産価値を半分以上に減額して資産承継できるので、相続対策となるはずだ。
この比較表は2年払いでのシミュレーションだが、5年払いにすると5年後の解約返戻率は23.2%となっていて、資産圧縮率は76.8%となる。
資産圧縮での資産承継をお考えであれば、支払期間も検討しながら考えていく必要がある。
名義変更(資産承継)をした後は、どんどん資産価値が上がっていくので、名義変更をして証券を受け取った人の資産価資産承継値は右肩上がりで大きくなっていく。
Sunjoy Global Insurance Plan 2に関しては、バランスが取れた商品設計になっているのかなと思う。
資産承継は考えておらず、純粋に資産保全や資産価値が向上を目的とした人向けのプランと言えるはずだ。
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サンライフ香港社などのオフショア投資商品・保険商品でどの商品が良いか分からない時はIFA=正規代理店に相談してみるべし!
利回りシミュレーションを中心として、SunJoy Global Insurance Plan 2とSunGift Insurance Plan 2、そして、RoyalFortune Investment Planを比較してみた。
自分がどの商品が合致しているか判断できただろうか?
正直言えば、難しい部分が多いはずだ。
迷う事は普通であり、そうした時はIFA(Independent Financial Adviser)と呼ばれる正規代理店に直接連絡して相談してみれば良い。
こうした海外の保険会社は自社で直接クライアントを受け入れてはおらず、IFA=正規代理店が契約からアフターサポートまでを請け負う事になっている。
なので、サンライフ香港社を取り合っているIFA=正規代理店に直接連絡して、話を聞いてみれば良いのだ。
IFAは総合代理店としての役割も担っている。
その為、サンライフ香港社だけでなく多くの保険会社と提携しているIFAを選べば、選択できる商品アイテム数は増える。
相談した結果、サンライフ香港社が合致しているとなるケースもあれば、他の保険会社の商品の方が良いとなるケースもあるだろう。
海外の投資商品・保険商品を取り扱うIFAだが、その特性上、日本国内には海外の保険会社のIFAは存在しない。
海外にあるIFAに連絡する必要があるのだが、海外のIFAと言えど、日本人スタッフがいるIFAもあるので恐れる事は無い。
今はZoomなどのインターネットツールも充実しているので、自宅にいながら日本語で気軽に会話ができる良い時代となった。
日本人スタッフがいて、日本人の受け入れやサポート実績が豊富なIFAを選べば安心できる。
そうしたIFAに予算や考え、家族構成などを伝えることによって、ご自身に合致した商品を案内してくれる。
契約も日本にいながら可能なスキームがあり、保険料の支払いもクレジットカードでの引き落としや銀行送金に対応しているので、日本にいながら保険商品を活用した資産保全をスタートさせて資産価値向上へと繋げることができるのだ。
IFAの中には自社の責務を放棄して、どこかの誰かに業務を丸投げしているところもある。
紹介者や仲介会社を使ったシステムにして、マルチレベルマーケティングやネットワークビジネスのような体制にしているところがあるのだが、当然ながら、そうしたIFAを選ぶべきではない。
紹介者や仲介会社は知識も乏しく責任感もないので、自分と合致しない商品を案内されたり、先々連絡が取れなくなり、サポートを受けられなくなる可能性も高い。
IFAと紹介者・仲介会社の間で責任の所在も曖昧になるので、こうしたシステムにしているIFAは避けなければならない。
当然ながら、契約に本来は直接関与しない存在である紹介者や仲介会社に個人情報も提供すべきではない。
自社で責任持ってクライアントと対応してくれるIFAであれば、自分自身に合致した商品を案内してもらえアフターサポートも直接受けられるので、契約時はもちろんだが、契約後も安心できる。
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