2019年11月、香港に渡航してきた。
実際に肌で感じた状況や現地の人にヒヤリングして得られた事をシェアしたい。
香港は意外と平和で金融会社は普通に稼働している!
2019年6月から行われている今回の香港のデモ。
6月にデモが開始された頃に渡航し、9月、そして今回の11月と渡航してきた。
感じた事、得られた事をシェアしたい。

今回は土日を挟んでの渡航となった。
平日はとても平穏であり、金融含め社会活動は普通に行われている。
デモが行われている街とは思わないほど平和な空気が流れている。
デモの影響があってか観光などで香港を訪れる人は少なくなっており、人が少ないせいか余計に平和な感じを受けてしまう。
とは言え、MTR(地下鉄)の駅は出入り口が制限されていたりして、デモが行われている事を実感せざるを得ない。
それでも、平日だけでなく土日もお昼はとても平和である。
ところが、デモが始まって以来3度目の香港渡航で初めてデモ隊と警察がぶつかるシーンに出くわした。
(デモは土日の夜に行われる事が多いようだ。)
警察はHSBCを守っている訳ではなく、たまたまHSBC前に集結していただけだと思うが、この後デモ隊との攻防が始まった。
私はたまたま近くにいたのだが、デモが行われていても近付かなければ危険な事はない。
中国銀行が破壊されている映像を日本で見ていたが、そうした銀行も厚い壁を応急処置的に設置して営業を行っているし、デモが行われていても、一つ筋を変えればとても平和で飲食店も普通に営業を行っている。
何とも不思議な光景である。
香港で生活している人に話を聞くと、皆一様に平和・平穏と答える。
それが正解なのだろう。
特に平日は普段と変わらない生活をしているそうだ。
金融に関わる人に話を聞けば、香港の金融システムも変わらずに動いているという。
今回、久しぶりにビクトリアピークに登ってみた。
デモが行われていても香港の夜景はいつも変わらずとても綺麗である。
友人と夜景を見ていたのだが、日本から来ていた留学生に声を掛けられた。
日本語を聞くのが久しぶりだったそうだが、それだけ日本人観光客が減っているのだろう。
留学生の彼女も「香港は以前とそれほど変わらないですよ。」と説明してくれた。
彼女も今の香港渡航をお勧めしていた。
そんな彼女に自身の将来について聞いてみたら、日本に戻る事は考えておらず、そのまま香港か海外で働きたいと言っていた。
この発言こそが、日本と香港や海外の差を表しているのだと思う。
日本にいると、デモがあって香港は危険だとばかり思ってしまう日本人が多い一方で、実際に香港に住んでいる人は日本よりも香港を選ぶのである。
香港は夜景・食・ショッピング、そして金融の街と言われるが、どれも過去と同じように稼働している。
(飲食店などの小売業やホテルなどのサービス業は売り上げが減っているいるようだが。)
デモの影響で人が少なくなっていてホテルが安くなっている今、香港に行く事はお勧めである。
HSBCなどの口座を持っていない人は開設するチャンスと言える。
前回も香港の渡航をお勧めしたが、実際に渡航した人は満足しているようだ。
こうした状況の時に、冷静に行動を起こせる人は強い人だと思う。
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