以前から噂になっていたサンライフ香港の日本居住の日本人の受け入れ停止。
噂通りに2018年6月末で打ち切るとなるようだ。
(2024年6月の最新情報にコンテンツ改定!)
サンライフ香港はまだ契約できる方法がある!
サンライフ香港は2018年に日本居住の日本人の受け入れ停止となった。
日本法人での契約も2018年8月末でNGとなっている。
海外の保険商品を法人で契約を考える人は少ないと思うが、法人で契約を考えるのであれば、個人よりも必要書類が多くなるので、より時間に余裕を持って契約を考えておくべきだ。
2018年のこの動きでサンライフ香港への加入の道が完全に塞がれたかと言えばそんな事はなく、香港の正規代理店が持っているスキームであれば契約は可能となっている。
正規代理店はIFA=Independent financial adviserとも呼ばれている。
そのスキームでも、個人名義に変更する事は可能。
この方法だと香港に渡航する必要はなく、費用も200米ドル強で可能となっている。
個人名義に変更しないとそのスキームの維持費用が発生してくるので、1年以内に名義を個人へと変更するスキームだ。
(スキームの設立費用は不要で、名義変更手数料が150米ドル程度となるようだ。)
(2021年現在、2年間は個人名義に変更できない。
2年間の維持費用は以下の通り。
【個人契約】
・年間保険料がUSD10,000未満の場合、USD200
・年間保険料がUSD10,000以上の場合、サンライフ香港社が負担
【法人契約】
・年間保険料がUSD25,000未満の場合、2年間の費用としてUSD600
・年間保険料がUSD25,000以上の場合、サンライフ香港社が負担)
名義変更も香港に渡航する事なく、日本国内で行える。
保険料の支払いも銀行間送金やクレジットカードでの引き落としで可能となっているので、日本にいながら全てが完結できるスキームとなっている。
2018年以前は香港に渡航するのがマストであったが、今回の新スキームにより、時間もコストも掛けずにサンライフ香港に加入できるようになった。
ケガの功名と言うヤツかもしれない。
だが、このスキームもいつまで可能なのかは分からない。
というのも、日本居住の日本人の受け入れを停止した背景には、日本政府?金融庁?からの圧力があったからと言われている。
このスキームは日本人とは関係ない!という考えの下に作られたと思うのだが、被保険者が日本人であればどうなんだろう?と思えてしまう。
生命保険は被保険者の年齢や健康状態により、保険金額や支払い保険料が変わる。
問題の論点をすり替えているだけであり、いつまで可能なスキームか先が読めない。
とは言え、2018年6月末で日本居住の日本人の受け入れが停止したものの、未だ加入できる術があるのは確かだ。
(2023年7月、サンライフ香港は香港との関係性がない法人との新規契約を打ち切った。
つまり、純粋な日本法人ではサンライフ香港との契約ができなくなってしまった。)
本当に最後のチャンスになるかもしれないので、気になる人は早めに行動を起こした方が良いだろう。
また、こうした特殊スキームができる正規代理店は限られている。
香港の保険商品なので、もちろん日本には正規代理店はなく、興味があれば香港の正規代理店に連絡してみるしかない。
香港の正規代理店と言えど日本人スタッフがいる正規代理店もある。
そうした正規代理店でこうしたスキームにも熟知したIFAを選定する必要がある。
このコンテンツでは具体的なスキーム内容については書いていないが、契約を考えているのであれば、IFAの方で具体的なスキーム内容について教えてもらえるはずだ。
商品の特性上、長期契約商品になるので日本居住の日本人の契約やサポート実績が豊富なIFAである事も重要な要素となってくる。
*ご質問やご相談、正規代理店選定でお悩みの方はこちらから。
サンライフ香港で加入できる日本人に人気と思われる商品例
サンライフ香港の受け入れ状況について調べていると言う人は、サンライフ香港について興味があると言う事だろう。
日本居住の日本人が加入できる人気の商品にはどんなものがあるのだろうか?
生命保険と貯蓄型保険商品が人気なのかなと思う。
生命保険
サンライフ香港が販売しているライフブリリアンスと言う生命保険は日本人に人気のようだ。
海外の生命保険の加入に関しては保険業法第186条を知っておく必要がある。
海外の生命保険への加入は内閣総理大臣の許可が必要と言う条項があるのだが、過料が50万円という事もあってか、そうした法律を知らないからか、加入をしている日本人はそれなりにいるような気がする。
(過料を支払ったと言う話は聞いた事がない。)
ライフブリリアンスは貯蓄型生命保険となっている。
日本の生命保険と違い、保障と貯蓄が両立できるようになっている。
利回りは4%強で運用されていて、日本の生命保険と異なり、運用により死亡保険金がどんどん上昇していく。
日本の生命保険は契約時に設定された死亡保険金が増える事はほぼないが、ライフブリリアンスは長生きすればするほど死亡保険金が増えていく。
解約返戻金も年々上昇していくので、長生きリスクに対応した商品となっているのだ。
一部引き出しも出来るので、将来的には年金プランとして活用する事も可能。
現役時代はもしもの時に備え、将来的には年金プランとして活用する事もできるツープラトンな生命保険として、日本人に人気もなっている。
以下リンクで、幾つかのシミュレーション例を載せている。
先述したようにサンライフ香港は香港と関係性のない法人との新規受け入れを停止した。
法人契約でこのような海外性生命保険に興味がある方は、CTF Life社(旧名FTLife社)が提供するOn Your Mindという生命保険が受け入れ可能となっている。
貯蓄型保険商品
生命保険の機能が不要だったり、保険業法を気にしている方は貯蓄型保険商品であるサンジョイ・グローバルの契約を望む。
貯蓄型保険商品と言えど、それなりの期間を契約できれば、日本の生命保険以上のパワーを十分に発揮してくれる。
この商品は長期的に見れば利回り6~7%で複利運用していくので、契約を長く維持すれば資産価値がとても大きくなっていくのだ。
リターンは以下のようにシミュレーションされている。
◆10年目:140%
◆15年目:191%
◆20年目:279%
◆25年目:394%
◆30年目:551%
また、この商品は契約者や被保険者を何度も変更可能なので、資産承継プランとして活用する事も出来る。
お子さんやお孫さんに名義変更して証券を承継していけるのだ。
また、証券分割も可能なので、お子さんやお孫さんの人数に合わせて証券を分割する事で、相続が争族となる事を防ぐ事も出来る優れモノだ。
日本の保険商品で被保険者の名義変更や証券分割できるプランは聞いた事が無い。
商品詳細は以下リンクで確認してもらえればと思う。
この商品も香港と関係性のない日本法人では契約できない。
法人契約を受け付けている似たような商品として、Fubon Life(フボンライフ香港)の貯蓄型保険商品Prosperity Booster Whole Life Plan 5がある。
法人契約をして役員退職金としてや契約したり、契約直ぐの解約返戻金率が低い(資産圧縮率が高い)状態で代表取締役などの個人の譲渡する事で損金計上を試みる経営者もいたりする。
サンライフ香港社で人気と思われる商品について説明してみたが、生命保険や貯蓄型保険だけでなく年金プランなどもあるし、細かく書けば富裕層や資産家向けの高額な生命保険もある。
サンライフ香港社以外のCTF LifeやFubon Lifeの商品についても軽く説明したが、自分の予算や考えに合った商品がどれかを判断するのはとても難しい。
先ずはIFAに相談してみる事がスタートだと言える。
*ご質問やご相談、正規代理店(IFA)選定でお悩みの方はこちらから。
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