2020年8月、サンライフ香港からVenus(ヴィーナス)、Victory(ヴィクトリー)という2つの新商品が上市された。
既に販売されているLife Brilliance(ライフブリリアンス)やVision(ヴィジョン)との商品比較から自分の考えがどの商品と合致しているかの参考にしてもらえればと思う。
サンライフ香港Life Brilliance(ライフブリリアンス),Vision(ヴィジョン),Venus(ヴィーナス),Victory(ヴィクトリー)の商品比較!
サンライフ香港の4商品を比較してみたい。
Life Brilliance(ライフブリリアンス)

Life Brilliance(ライフブリリアンス)は日本で言うところの貯蓄型生命保険である。
商品の販売期間も長く、サンライフ香港の中で最も多くの日本人が契約しているのがLife Brillianceだと思う。
もしもの時の死亡保障がしっかりと付いている生命保険でありながら貯蓄性もあり、バランスの取れた商品となっている。
日本では「保障と貯蓄は別物」という人が多いが、海外ではそんな事はなく両立できる事を証明してくれる生命保険だと思う。
生命保険の特性上、若ければ若いほど安く契約でき複利の恩恵を受けやすいので、お子さんが赤ちゃんや子供の時に被保険者にして契約する親も多い。
法人契約もできるので、資産移転や資産保全、役員退職金など福利厚生での活用、損金算入での節税などといった目的で加入しているケースもある。
Vision(ビジョン)

Vision(ビジョン)は生命保険としての機能はないクーポン型の金融商品。
香港内に銀行があれば毎月クーポン(配当)を受け取れるので、年金のように活用できるメリットがある。
配当を受け取らずに複利運用する事も可能だ。
最大120年間証券が承継でき、契約者年齢の上限がないので、年配の方が資産承継する目的で契約するケースもあるようだ。
ただし、契約時の被保険者は最大80歳となっているが、契約者も被保険者も何度も変更可能となっている。
法人契約も可。
Venus(ヴィーナス)

生命保険としての機能はない最低投資額25万ドルからの一括支払いの貯蓄型商品。
損益分岐点を迎えるのが6年目ととても早く、リターンを早く得られる設計になっているので、富裕層や資産家で資産保全・資産移転したい方向けの金融商品。
法人契約不可。
(2020年末で販売終了して、VenusⅡが新規に販売されている。)
Victory(ヴィクトリー)

Victory(ヴィクトリー)に生命保険の機能は無く、ややアクティブに運用を行う貯蓄型保険商品。
他の商品と比較して、債券よりも株式などを多く運用する事も可能なポートフォリオとなっている。
とは言え、市場の状況に合わせて債券中心に切り替えて運用できる商品設計になっているので、ある程度の安全性も持ち合わせている。
法人契約は不可。
(2023年1月追記)
2022年にStellar(ステラ)、2023年にSunJoy(サンジョイ)、SunGift(サンギフト)という貯蓄型保険が立て続けに上市された。
これらのプランも比較して検討してみてもらえればと思う。
貯蓄型保険商品としてVictoryも未だ販売されているが、各々Victoryをバージョンアップさせたような商品プランとなっている。
↓SunJoy/SunGift/Stellarの比較はこちらのリンクを参照願いたい↓

比較と書いたが、自分がどの商品が合っているのかを独自に判断するのはなかなか難しいかもしれない。
こうした香港の保険商品は、香港の保険業を管理監督する香港保険業監管局(Hong Kong Insurance Authority)に登録されている香港の正規代理店を介して契約して、アフターサポートもお願いする事になる。
日本人スタッフがいて、日本人の受け入れ実績やサポート経験が豊富な正規代理店に直接連絡して、ご自身の予算や考えにどの商品が合致しているかをコンサルティングしてもらい、商品を決定していくのが最も良い方法だと思う。
契約は香港に渡航する事無く行えるが、日本人の契約方法にも習熟した正規代理店を選択する事も重要になってくる。
⇒ ご質問やご相談、正規代理店の選定でお悩みの方はこちらから。
コメント