「サンライフ香港が日本居住の日本人の受け入れを完全に停止すると発表したんですか?」という質問がきた。
寝耳に水な話だったので、ホントなのかな?と思い調べてみたのだが、全くそのような事はないようだ。
事の真相とは如何に?
(前半部分は2020年に書いたコンテンツで、後半部分に2025年に書き足したコンテンツを入れている。)
特定の正規代理店(IFA)経由でサンライフ香港の契約が今まで通りに出来なくなるらしい。
海外オフショアの保険会社は、定期的に日本居住の日本人の受け入れを停止する。
とある商品だけの時もあるが、保険会社として完全に受け入れをストップする事もある。
その理由は、保険会社の単独の判断である時や、保険会社が籍を置く国や地域で保険業を管轄する省庁でそのように決定される事もある。
今回のケースは、どちらのケースでもなく、ただ単に特定のIFA経由で今まで通りにサンライフ香港の契約が出来なくなってしまうだけらしい。
何かしらの問題があったのだろう。
【正誤表】
〇:特定のIFAで今まで通りに日本居住の日本人の契約ができなくなった。
×:サンライフ香港が日本居住の日本人の受け入れを完全に停止する。
(2020年12月15日現在)
サンライフ香港など、海外オフショアの金融商品はIFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれる正規代理店を介して契約し、アフターサポートまでを請け負ってもらう事になる。
もちろん、私が言うまでもなく、何らかの理由でサンライフ香港社の受け入れが停止してしまうIFAを選定すべきでない事は分かるだろう。
いつも言う事だが、オフショア投資に関してはIFAの選定が最重要で、アフターサポートまでしっかりとお世話になる事ができるIFAと直接契約しなくてはならない。
「サンライフ香港が日本居住の日本人の受け入れを完全に停止する」と煽って契約を勧めてくるIFAと契約する事は全くもってお勧めできない。
だが、矛盾するようだが、サンライフ香港などオフショア投資商品に興味があるのなら、早め早めに契約しておいた方が良い。
それは何故なら、先述した通り、海外の保険会社はいつ日本居住の日本人の受け入れを停止するかは全く分からないからだ。
【正誤表】のところに日付を入れておいたが、数日後・数ヶ月後には状況が変わっているかもしれない。
契約できる時に契約しておくのが鉄則である!
そして、大事なことは、契約だけでなく契約後までしっかりとサポートしてくれるIFAを選択する事。
契約にはテクニカルな要素があるので、契約時の手続きサポートは当然ながら重要である。
また、契約したら終了ではなく、契約後にもサポートしてもらわなければならないことも忘れずに。
大事なことなので何度でも言うが、オフショア投資においてIFAの選択は最も重要な事なのである。
☆ご質問やご相談、正規代理店=IFAの紹介依頼はこちらから。
サンライフ香港はIFAと呼ばれる正規代理店が契約からアフターサポートまでを請け負う!
サンライフ香港社などのオフショア金融センターの保険会社は自社で直接クライアントを受け入れてはいない。
先ほども書いたが、IFAと呼ばれる正規代理店が契約からアフターサポートまでを担当する事になっている。
その為、IFA=正規代理店の選定が最重要と呼ばれる世界である。
サンライフ香港との契約を切られるようなIFAを選定すべきではなく、原理原則に従って契約やサポートを行ってくれるIFAを選定しなくてはならない。
中には紹介者や仲介会社に契約やアフターサポートなどの責務を丸投げするIFAもあるようだが、そうした責任感のないIFAを選定すべきでもない。
責任の所在が曖昧になってしまう。
そもそも、紹介者や仲介会社と呼ばれる人たちは商品理解が浅く、間違った説明をしがちである。
そして、アフターサポートも杜撰になり、後々連絡がとれなくなる事も多い。
自社で責任持ってクライアントと向き合ってくれるIFAを選択しなくてはならないのだ。
厄介なのは、IFAのように振舞っている紹介者や仲介会社がいる事だ。
IFAは現地国や地域で保険業を管理監督する機関や金融庁に登録されていなければならない。
例えば香港であれば、政府直轄で保険業を管理監督する保険業監管局(Insurance Authority)に登録されている会社がIFAとなるので、その登録がされているかどうかの確認が必要だ。
広東語や英語のサイトになるので、確認が難しいと感じたのならば、IFAと思われる会社に確認して聞いてみれば良い。
IFAであれば登録番号などを教えてもらえるはずだ。
紹介者や仲介会社の場合、こうした機関への登録が不要と説明してくるかもしれないが、普通に考えれば登録が必要か不要かは分かるはずだ。
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サンライフ香港の代表的な保険商品とは?
以上のコンテンツは2020年に書かれたものである。
ここからは2025年の書下ろしとして綴っていきたい。
最初にコンテンツを書いた2020年当時、サンライフ香港の商品で良く契約されていたのは貯蓄型生命保険であるLife Brilliance(ライフブリリアンス)とクーポン商品のVision(ヴィジョン)だったのかなと思う。
*クーポン≒金利付き商品
貯蓄型生命保険であるLife Brillianceは今でも人気があるようだ。
日本では保障と貯蓄は別のものと言われているが、サンライフ香港のLife Brillianceではその両方を達成できる。
日本と海外の金融格差が如実に表れている。
以下リンクにLife Brillianceのシミュレーション例を幾つか掲載しているので、興味がある方はチェックしてみてもらえればと思う。

2020年以降、生命保険機能がほぼなく、貯蓄性に特化した商品が幾つか誕生している。
貯蓄型生命保険でも貯蓄性は利回り約5%となっているが、貯蓄性に特化しか保険商品の場合は利回り約6~7%で運用されるとシミュレーションされている。
貯蓄型保険商品の中でも以下の2つが特に人気となっているようだ。
1つ目はRoyalFortune Savings Plan(ロイヤルフォーチュン セービングス プラン)である。

一括払いのみで最低保険料はUSD125,000となっているので、富裕層・資産家向けの商品と言える。
契約当初の解約返戻率が高いので、一気に資産移転して資産保全したい方向けの商品となっている。
USD125,000も払えないと言う方向けにSunJoy Globalという商品も上市されている。

この商品は契約当初の解約返戻率は低いが、長く契約するとRoyalFortune Savings Planとほぼ同等の利回りとなる。
2年払いや5年払いにも対応してくれ、総額USD30,000以上の資金があれば受け入れてもらえる。

両商品の解約返戻率(リターン)のシミュレーションをまとめると以下の表のようになる。
商品名 | SunJoy Global |
RoyalFortune Savings Plan |
1年後 | 2% | 80% |
2年後 | 38% | 84% |
3年後 | 73% | 96% |
4年後 | 79% | 101% |
5年後 | 86% | 110% |
6年後 | 105% | 121% |
10年後 | 140% | 156% |
20年後 | 279% | 297% |
30年後 | 551% | 551% |
自分の予算や考え、家族構成に対してどのような商品プランが合致するかは、IFA=正規代理店と相談しながら決めていけば良い。
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