厚生労働省が国民年金制度の改悪を考えている?
どの道、改革するとしたら悪くなるしか考えられないが・・・
国民年金制度の改悪案
現在の国民年金制度は、
・支払い期間:20~60歳 ・支給開始年数:65歳
これを、
・支払い期間:20~65歳 ・支給開始年数:70歳
に改定する考えがあるようだ。
ただしこれはホンの序の口。
支払期間を70歳までにしようという考えもあるとか。
日本人男性の平均寿命が79.9歳なので、
20~70歳までの50年間も支払って、支給される期間はたったの10年!!
老後が楽しめる社会ではない。
100年安心の年金制度
政府は声高に100年安心制度と言う。
しかし、その前提がそもそもおかしい。
・運用利回り:4.1% ・賃金上昇率:2.5% ・物価上昇率:1.0%
これらが揃って年金制度が成立する。
これらが成り立つと思っている人が日本国民にいるのだろうか?
年金制度はガラガラポンするしかないだろう。
ただし、既存権益を守りたい政治家が既存のルールを180°変更するには勇気がいる。
ガラガラポンするのも難しいだろう。
サラリーマンをしていれば厚生年金や企業年金がある。
どれだけ信用置けるものか今一度調査しなければならない。
自営業者やフリーランスの人は国民年金控除ができる手立てを打った方がいいだろう。
国に頼っていても変革は起きない。
個人で身を守らなければならない。
その為には知識を得ることが必要で、その次にその知識をどのように活用するかの知恵が重要になってくる。
そもそも60歳まで同じ企業で終身雇用出来るかどうかわからない時代。
「自分の身は自分で守る」
先ずはこの意識を強く持たなければ、日本で生きていく事は難しい時代になっていくだろう。