人間ドッグ学会が示した健康診断の新基準は運用サイドの問題か?

社会保障

人間ドッグ学会が超健康な人達のデータを集めて健康診断の新基準を作成している。

この新基準により、健康値のデータの上限値は広がっている。

基準値はあくまで基準値らしい・・・

人間ドッグ学会が策定している現在の基準値と新基準値の一例。

現在の基準値 新基準値
血圧(収縮期) 129-140 88-147
尿酸 2.1-7.0
3.6-7.9

2.6-5.9
総コレステロール 140-199
151-254

163-273
(45-64歳)

この新基準値、あくまで基準らしい。

これまで健康診断の基準範囲は各都道府県ごとに数字を持っておりバラバラであった。

これ自体がどうかと思うが、全国統一させるために新基準を作成したらしい。

この基準内に入っていれば健康かと言えばそういうことではなく、例えば医者が持っているデータと健康診断の基準が一致する訳でもない。

基準をどう扱うか?

基準というか平均値だと思う。

健康の人が多く持っている数字。

基準値から離れていないのに短命の人もいれば、基準値に入っていないのに長寿の人もいると思う。

このニュースを見ていて感じる事は、患者視点よりも学会基準なのかなと思う。

これまで全国で基準値がバラバラだった点を見ても運用をスムーズに行う為の処置のイメージが強い。

とは言え、国民もデータが無ければ判断が出来ないので、これからもっと精査してデータの質を高めてもらいたい。

それが日本が抱える大問題「社会保障費」の軽減に繋がれば一番だ。

かくいう私も尿酸値が高い。

新基準がどうのとかいうレベルを遥かに超えて高い。

ただただビールを我慢中である。

真夏のビールが旨い日までに尿酸値が下がってほしいのだが・・・

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