長寿国、日本。
長く健康でいられることが喜びであるはずだが、人口減少・少子高齢化が進む日本では残念ながら苦しみの部分も多かったりする。
長く楽しい人生を送る為に…老後資産について考えていこう!
2020年9月19日、世界最高齢者である田中カ子(たなか かね)さんが過去も含めての日本歴代一位の長寿となった。
117歳261日を超え、喜ばしい話。
(残念ながら田中カ子さんは2022年4月19日に119歳107日目に亡くなってしまった。
歴代の日本最高齢記録保持者である。)
人生100年時代と言われるので、100歳を超えて生きる人はこれから増えると思う。
それだけ医学も進歩しており、プラスの面が注目されるが、長く生きるにはそれだけの資産を持っていなくてはならない。
なるべく医療費などを使わない為に、若い頃から食生活に気を付けて健康寿命を延ばす事を考える必要はあるだろう。
不健康に長生きするとそれだけお金がかかり、周りの人にも迷惑を掛けてしまう。
一昔前までは、定年退職後はゆっくりと年金生活を送ろうと優雅に考えていた人が多いと思うが、最近では老後も働き詰めになるのでは?という空気が漂っている。
人口減少・少子高齢化が進み、年金などの社会保障費が圧迫されているからであるが、この傾向は今後も続いていく。
年金は保険料や受給開始年齢などが定期的に改悪されている。
年金は破綻するのでは?と思っている人も少なくないと思うが、政府としては破綻させる事はできないので、徐々に改悪して何とか制度を維持させるかもしれないが、実質的に破綻していくのと同じであろう。
政府は破綻したとは口が裂けても言わないと思うが…
日本では長く生きるにはそれなりの資産が必要であり、見方によっては、長寿はリスクとなってしまうのだ。
誰もそんな事を望んでいないと思うが、これは現実。
そして、もう一度書くが年金は破綻するのでは?と思っている人も少なくないと思う。
だが、実際に対策をしている人は少ないと思う。
問題を先延ばしして誤魔化しているか、対応方法が分からないのかのどちらかなのかもしれない。
(今を生きるのに精いっぱいの人もいる事だろう。)
前者はさておき、対応方法が分からない人は日本の金融商品だけを見て壁にぶつかっているのかもしれない。
年金が破綻して長生きリスクがある日本では、それに比例するように民間の金融機関が提供している金融商品では対処ができない。
保険会社が提供する年金保険や貯蓄型生命保険の利回りは低く、将来資金など貯まらない。
生命保険はそもそも早く死ななきゃ意味がない商品設計となっているので、長く証券を維持するのはリスクとなっていくのだ。
生命保険を契約した時に設定された死亡保険金は満期までほぼ変わる事はなく、インフレによりその資産価値が目減りしていく。
年金保険や貯蓄型保険にしても大した利回りではなく、貯蓄型生命保険に関しては満期間際になってようやくプラスになるような商品しかない。
一般的に考えて、「長く維持する」事はメリットになるはずなのだが、日本の場合は長く生きる事も長く証券を維持する事もリスクを生じてしまう不思議な環境になっている。
視野を広げて海外の保険商品を見ると、長く証券を維持すると運用によって価値が上がっていく事が分かる。
例えば、貯蓄型生命保険は運用によって年々死亡保険金も解約返戻金も増えていく。
早く亡くなってしまっても遺族に資産を遺せる一方、一部引き出しもできるので、長生きしたら年金として活用する事もできる。
長寿にも対応した設計になっていて、老後も楽しく過ごせるようになっているのだ。
長く生きたい、家族に迷惑を掛けたくないと思うのならば、視野を広げて対策をしておかなくてはならないだろう。
日本では「保障と貯蓄は別の物」と解説される保険営業マンやインターネットのコンテンツがあるが、それはあくまで日本国内の話である。
海外では現役時代は保障を中心に、引退後は老後資金として活用できるツープラトンな貯蓄型生命保険があるのだ。
「日本の常識は世界の非常識」である事を認識してもらいたい。
否、「世界の常識は日本の非常識」と言った方が正しいだろう。
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保障と貯蓄が両立できる海外の貯蓄型生命保険とは?
海外には保障と貯蓄が両立できる貯蓄型生命保険があるが、実は日本居住の日本人を受け入れている海外の保険会社は少ない。
数少ない海外の保険会社の中で日本人が契約しているので有名な商品は、SunLife Hong Kongが提供しているLife BrillianceとCTF Life(旧名FTLife)が提供しているOn Your Mindの2商品になってくる。
SunLife Hong Kongは日本人が最も多く加入している海外の生命保険だと思う。
死亡保険金と解約返戻金のバランスが良く、利回り4%強で運用されている商品である。
長く契約を維持すればするほど死亡保険金も解約返戻金も大きくなっていく。
解約返戻金は契約10年強で支払った保険料を超える損益分岐点を迎える。
それ以降は徐々に解約返戻金(貯蓄性)が大きくなっていくので長生きリスクに対応できており、保障と貯蓄が両立できるプランとなっているのだ。

CTF LifeのOn Your MindはSunLife Hong KongのLife Brillianceの後から上市された生命保険である。
Life Brillianceと同じように保障と貯蓄が両立できるプランとなっているのだが、更に面白い特徴も付与された生命保険である。
それは、年金を一部引き出しではなく、保険証券(死亡保険金)を担保にして年金を引き出せる事である。
この商品も運用により徐々に死亡保険金が大きくなっていくのだが、その死亡保険金を担保にして、年金を定期引き出し出来るのである。
ポイントは担保なので借金扱いとなり、非課税になる点である。
借金なので金利は付くが、そこを考慮しても担保となる死亡保険金よりも大きな額は引き出せなくなっている。
つまり、後から保険料を追加で求められることはない。
現役時代はもしもの為に、そして老後は年金として受け取れるので、人生をトータルで考えて活用できる生命保険となっている。
日本には長生きリスクに対応した保険商品や金融商品は見当たらないが、海外に目を向けると、長生きリスクに対応した商品がある。
こうした海外の保険商品に興味があれば、海外にあるIFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれる正規代理店に直接連絡してみてもらいたい。
海外の生命保険会社は直接クライアントを受け入れておらず、IFAを通して契約やサポートを行う事になっている。
海外の生命保険なので日本にそのIFAはない。
海外IFAに連絡するしかないのだが、日本人スタッフがいるIFAもあるので心配ご無用である。
日本人スタッフがいて、日本人の受け入れやサポート実績が豊富なIFAに連絡してみて、先ずはシミュレーションをしてもらえば良い。
SunLife Hong KongやCTF Life含めて多くの保険会社と提携しているIFAであれば、ご自身の予算や考えに沿ったプランを提供してくれるはずだ。
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