時代はアナログからデジタルへと移り、若者の間では、今はSNSが主流。
こうした流れにのって、詐欺手法もSNS利用へと変わってきているらしい。
若者がターゲットにされるSNS投資詐欺
SNSを利用した詐欺手法の一例・・・
先ず、犯行グループから「はじめまして」と交流を求めるメッセージがくる。
これは不特定多数に送っている。
その中で返信があった人と「会いたい!」と持ちかけデートを重ねる。
デート中に過去の不幸話をするらしいが、今は幸せで、「不幸から救ってくれたのが投資だった」と勧誘を始めるらしい。
被害にあっている=ターゲットにされているのは以下の人。
◆若い男女 ◆独身 ◆一人暮らし
SNSなので高齢者ではなく若者がターゲットになる。
犯行グループは美男美女を利用して若者を陥れるらしい。
こうした手法を見ると、一昔前の出会い系、デート商法を思い出す。
出会い系やデート商法を知っている世代であれば騙される事もないだろうが、免疫のない若者がターゲットになっているのが問題点。
そしてこうした若者は毎年一定数で生まれるのである。
日本は投資教育がされていない国。
仮に投資教育が学校や家庭で行われていたら、騙される人は格段に減るのではないだろうか?
政府やマスコミもこうした投資詐欺がありました、と報道してはいる。
しかし、それだけでは進歩はない。
投資詐欺に騙されないためには「根本的に投資とは何か?」を教育する必要がある。
残念ながら、その教育者、スピーカーがいないのが大問題。
そして、対立的に詐欺グループは次から次へと新しい詐欺手法を研究・開発している。
詐欺を考える人は時代の流れや人間心理をとてもわかっていて頭が良い人だと思う。
その頭脳、もっと違うところで使えないものだろうか?


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