阪神淡路大震災から20年、命そして資産に対する備えを考える

日本社会

1995年1月17日に発生した阪神淡路大震災から今日で20年。

命を守ることを筆頭に、改めて、「備え」について考えるべきだと思う。

先ずは命を守る!!

先ずは身を守ることを考えなければならない。

阪神淡路大震災では、死因の77%が窒息と圧死であり、家屋の耐震化や家具の固定化をしておかなければならない。

東日本大震災でもそうであったが、地震により火災も多く発生した。

揺れを感知し自動的にブレーカー遮断(通電を止める)できる装置がベストである。

次に、生きるためのライフラインを考えると「水」をある程度確保しておいた方が良い。

東日本大震災でもスーパーからペットボトルの水が消えたように、2L×6本入りの水1ケースを備蓄しておくだけでも違う。

賞味期限がきたら、普通に飲んで新しく購入し直せばいいだけだ。

と、ここまでは専門家でない私が言うまでもなく、みなさん把握していることだろう。

把握していて、実際に行動しているかどうかが大きなポイントともいえる。

命の次に大事なお金を守る!!

震災の「備え」に対して「お金」の話をするのは不謹慎と言われるかもしれない。

しかし、命の次に大事と言われるお金であり、自分が築き上げてきたものが一瞬にして無くなるのも気持ちよくはない。

生きるためにお金を守ることも重要だ。

資産運用において、「地政学的リスク」は回避すべき一つの要素である。

地震・火山・台風・・・そして多額の負債を抱える日本にお金・資産を集中しておくことは得策ではない。

資産運用について勉強したことがある方なら「地政学的リスク」については聞いたことがあるはずだ。

しかし、「地政学的リスク」を把握していても、どれだけの人が行動に移せているのだろうか?と疑問に思う。

例えばリスク分散として海外に置いたお金、これが突然消えてなくなることはない。

阪神淡路大震災から20年、先ずは命を守る、そして資産を守ることを改めて考えてもらいたいと思う。

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