2024年7月3日から新紙幣が導入される日本。
世界中がキャッシュレスに動いている中、世界とは逆流するような感じであり、新紙幣が発行されるからと言ってワクワク感など何もない。
日本の新紙幣が海外銀行で認知されるのはいつ?
キャッシュレスの流れに逆らって導入される日本の新紙幣だが、その目的の一つがタンス預金の炙り出しと言われている。
自宅に眠る多くの現金を新紙幣に変換させて市中に出そうと言うのが目的だ。
タンス預金をしていても資産価値が上がる事はなく、その価値は目減りしていくだけなので、国の政策以前に何とかすべきと思うのだが、こうした状況にならないと重い腰が上がらない人が多いのだろうか?
ここ数年の物価高騰・インフレの進行でタンス預金の価値は大きく激減しているはずだ。
タンス預金信仰派の人たちは、タンス預金の現金を新紙幣に変換した後に再びタンス預金にしてしまううのかなと思うが、日本円をタンス預金として保管していたら、今後もますます現金価値は下がっていってしまうはずだ。
タンス預金ではなく資産保全策としての対応を練らなければならないが、そもそも日本の銀行や保険会社に任せていても資産価値は上がらない。
日本円の価値そのものが下がっているので、資産は海外に逃して米ドルベースで保全すべきと思う。
日本にいながら契約でき、クレジットカードや銀行送金で支払いが出来る海外の米ドル建ての貯蓄型保険商品などにしておけば長期的に見れば利回り6~7%が見込まれるので、資産保全しながら資産価値の向上も見込める。
クレジットカードや銀行振り込みにするには一旦銀行に預け入れる必要があるが、ある一定以上の金額になると、銀行に色々と質問責めされる可能性がある。
源泉について聞かれるが、相続や贈与を疑われてしまうからだ。
源泉について聞かれるのが嫌であれば、ハンドキャリーで海外に持っていき海外の銀行に日本円のまま先ずは振り込むと言う行動も取れる。
日本や海外の税関で現金の持ち出し・持ち込みが制限された国や地域もあったりするが、それを無視してハンドキャリーで海外の銀行に日本円を持ち込む人がいる。
例えば、HSBC香港などはマルチカレンシー口座となっていて、複数の通貨で管理できるようになっている。
先ずは窓口で日本円のまま入金して、口座内で米ドルに変換すればよい。
(銀行窓口でも入金額の制限がある。)
また、先ほど紹介した貯蓄型保険商品を提供しているサンライフ香港では、オフィス窓口で保険料を直接支払う事も可能である。
1年に1回5万米ドルまでとなっているので、ハンドキャリーで日本円を持っていき、重慶大廈(チョンキンマンション)などの両替商で米ドルに変えてから窓口で米ドルを支払う事もできるのだ。
だが、日本で新紙幣が発行されたら、海外の金融機関でいつから新紙幣が認識されるか分からない。
そして、どこかのタイミングで現紙幣は入金お断りとなるはずだ。
タンス預金の資産移転は、その紙幣が海外の銀行で認識されている間に入金を行う必要がある事を意識しなくてはならない。
意識すると言うか、そういう事が分かると行動は早めにしておかなければならないと感じるのではないだろうか?
日本人が契約できる海外の保険商品・金融商品は限られているが、資産移転として活用できるプランは存在する。
そうした商品の契約やサポートはIFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれる正規代理店が行う事になっている。
IFAは海外にしかないが、日本人スタッフがいるIFAも存在する。
タンス預金からの資産移転を検討したいのなら、そうした方法に熟知したIFAに直接問い合わせて、然るべきスキームについて相談してもらえればと思う。
福沢諭吉紙幣での資産移転で残された時間は多くない。
⇒ ご質問やご相談、IFA=正規代理店の選定でお悩みの方はこちらから。
コメント