10月4日は語呂に合わせて投資の日。
日本証券業協会が制定している記念日のようだ。
日本で金融リテラシー、世界基準で言えばどのレベル?
投資の日は、日本証券業協会がより多くの人に証券投資に興味と関心を持ってもらう為に、1996年に「証券投資の日」を制定したのが始まり。
その後、更に幅広く投資に興味と関心を持ってもらおうと2009年に「投資の日」と名称を変更している。
各地でイベントを行ったり、特設サイトを開設して投資の普及活動をしているようだ。
そのサイト内には、未来予想図診断なるものがある。
早速やってみた!
途中、シュールな問題も表れる。
真面目に複利で計算すると100.0045円になるが、銀行であれば0.0045円の端数分は切り捨てられるだろう。
複利効果も効かない金利だと改めて感じたのだが、この問題は「計算する気にもならない」が正解なのかもしれない。
と言う訳で私の未来は良好らしい。
この程度の試験で金融リテラシーを測るのもどうかと思うが、中高生がやる分には最適なのかもしれない。
このブログを読んでいる皆さんにとっては不要な診断であろう。
日本証券業協会からしてみれば、投資の普及というよりも、国内株式や債券、投資信託などの販売を活性化させる為のプロモーションと思うが、ホントに金融リテラシーがある人は、日本の経済状況や人口動態を見て、国内ではなく海外に目を向けるはずだ。
その海外では、こうしたイベントを打つことなく、日々の生活から投資や資産運用について深く考えている人が多い。
金融リテラシー診断の問題の内容からしても、日本の金融リテラシーは低いんだろうなと逆に感じてしまう。
オフショア生保のプロバイダーが次々と日本から撤退するなど、金融の世界では日本が海外から相手されない理由も頷ける。
この診断で良好な結果が出て、浮かれた気分で国内株式や債券、投資信託を購入する人はいないと思うが・・・
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