MDRTは優れた保険の営業マンかもしれないが金融プロフェッショナルとは言い切れない!国内生保の販売実績が高いだけ!

生命保険

保険業界にはMDRT(Million Dollar Round Table)という組織がある。

卓越した生命保険・金融プロフェッショナルの組織と言われているが、果たして本当にそうなのだろうか?

MDRTの営業成績が入会基準となるので、優れた営業マンかもしれないが、金融プロフェッショナルとは言い切れない!

MDRTには入会基準が設けられている。

2020年の入会資格を見たら、以下のようになっていた。

成績資格 メンバー COT TOT
手数料 USD 97,000 USD 291,000 USD 582,000
収入 USD 168,000 USD 504,000 USD 1,008,000
保険料 USD 194,000 USD 582,000 USD 1,164,000

米ドル基準であり、日本国内で活動しているのであれば、為替換算すればよい。

例えば、手数料収入がUSD 97,000を超えていたらMDRTの会員となれる。

COTはCourt of the Tableの略であり、入会基準はMDRTの3倍、TOTはTop of the Tableの略であり、入会基準はMDRTの6倍となっている。

各々上級会員の立場と言える。

MDRTは毎年更新なので、毎年優れた営業成績を残さなければ会員資格を維持できない。

つまりは、優れた保険の営業マンである事が分かる。

しかし、イコールで金融プロフェッショナルと言えるかと言えば、疑問符が付く。

特に日本では。

日本の生命保険は海外の生命保険と比較して著しく利回りが悪い。

そのような国内生保の販売実績が良くてMDRTになっていたとして、真の意味での金融プロフェッショナルとは言い難い。

本当に顧客にとってプラスになる商品を販売しているとは言い切れないからだ。

また、MDRTの実績に海外オフショアの販売実績を加えている人もいると耳にする。

海外オフショアの金融商品は日本の金融庁に登録されていないので、日本国内で勧誘・営業はできない。

MDRTの販売実績に海外オフショア分も入れていたら、「私は法令違反をしていますよ~」とわざわざアピールしているようなものだ。

法律が分かっていない人が金融プロフェッショナルとは言えない。

つまりは、日本国内でMDRTを取っている人がイコールで金融プロフェッショナルとは言えないのである。

国内生保の優れた営業マンであるか、法律を知らない営業マンでしかない。

日本国内に優れた金融商品は存在しておらず、海外には日本とは比較にならないほどの優れた金融商品が存在している。

国内のMDRTを取っている人はそうした商品を扱えない。

仮に、MDRTを取っている人がそうした商品を勧めてきたら法令違反になる可能性が高い。

海外の優れた金融商品を契約したいのであれば、直接、海外にあるIFAと呼ばれる正規代理店に連絡するしかない。

金融や国内外の法律に詳しく、アフターサポートもしっかりと行ってくれる正規代理店こそが真の金融プロフェッショナルと言えるはずだ。

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