海外積立投資・オフショア投資商品の契約で解約しないと誓約書を書かせる紹介者・代理店がある?そんな仲介者に近づくべきではない!

オフショア

RL360°やインベスターズトラスト等の海外積立投資商品を含むオフショア投資商品は、海外にあるIFA(Independent financial Adviser)と呼ばれる正規代理店から直接購入するのが原理原則である。

だが、IFAとクライアントの間に入ってくる紹介者や仲介者がいたりするケースもあるようだ。

何の意味もなく権利も資格もない立場の人たちなので、こうした人たちは不要な存在である。

更には解約しないと誓約書を書かせる紹介者や仲介者もあるようだが、そんな人たちに近付くべきではない。

海外積立・オフショア投資:解約しないと誓約書を書かせる人からを距離を置こう!

20世紀後半に起こった金融ビックバンで日本人も海外の金融商品を契約する事が合法化されたが、契約の意思がある人が直接海外にある正規代理店に連絡して購入する事だけが合法化されている。

金融商品取引法により、日本の金融庁に登録されていない商品の勧誘や営業、契約などの取引行為は禁止されている。

この法律は販売側を規制しており、ビックバン以降は購入する事は問題なくなっているので、海外の金融商品に興味がある人は自ら海外にあるIFA=正規代理店に直接問い合わせるしかない。

 

海外の金融商品という事もあってか、間に入って取引行為に関与する紹介者・仲介者と言った人がいたりするが、そうした人たちは違法である可能性が著しく高いし、こうした人たちを間に挟むメリットは何もない。

友人や知人、どこかの誰かが開催している勉強会やセミナーでオフショア籍の海外積立投資について知る人が多いと思うが、こうした人たちも紹介者・仲介会社の立場であり、取引行為を行ったら違法となる。

そもそも、浅く狭い知識の人たちなので、商品概要が誤って伝わる事が多い。

また、何とか契約をさせたいという思いから、話を盛ってする事が多い。

こうした紹介者や仲介会社を経由して契約すると、アフターサポートも紹介者や仲介会社が請け負う事となる。

サポートも同様に雑に行われ、最悪のケースだとサポート担当と連絡が取れなくなり投資難民化してしまうリスクもある。

無駄に人や会社が増えると責任の所在が曖昧になったり、サポートが杜撰になったりとデメリットは増えるばかり。

海外積立・オフショア投資に興味があれば、こうした人たちに関わらずに直接IFAに連絡すべきである。

日本人スタッフがいて、日本人の受け入れやサポート実績が豊富なIFAを選んで契約してもらいたい。

責任感持って直接クライアントと接してくれるIFAを選択しなくてはならない。

紹介者や仲介会社に業務を丸投げするようなIFAと付き合うべきではない。

もし、既にどこかのIFAと契約していて、サポートで不安や不満を抱えているのであれば、IFAを移管(変更)する事をお勧めしたい。

IFAの移管は現在契約しているIFAに連絡する必要は無く、これからお世話になりたいIFAに連絡すれば、移管の手続きを進めてくれる。

 

最近相談を受けた話だが、解約してはいけないと誓約書を書かせる人までいるという。

相談者はとても困っていた。

困った話だが、この誓約書に意味があるとは思えない。

単純に解約されたら自分の実入りが無くなるので意味不明な誓約書を書かせているのだろうが、この誓約書自体が自らが海外積立・オフショア投資商品の取引行為に関わっていますよと証明するようなもので、違法行為をしていると自ら明かしているようなものである。

そんな法律を知らないのか、それともそこまで考えが及ばないのか分からないが、知識が不足している人にお世話になってもプラスになる事はないので、黙って距離を置くのが一番だ。

もし誓約書を書いたとしても訴えられるような話でもないので、気にせず生きていけば良いと思う。

ただし、こうした誓約書を書かせる人からは距離を置き、こうした誓約書を書かせるような人間と繋がっているIFAからも移管をすべきである。

 

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海外積立投資・オフショア投資商品のIFA選択基準とは?

海外積立投資商品などのオフショア投資はIFAの選定が最も重要と言われるが、こうした紹介者や仲介会社を抱えて営業させているIFA事態にも近付くべきではない。

IFAも同じく知識不足と言えるし、そうしたIFAは紹介者・仲介者に営業もサポートも丸投げしているだけで責任感があるとは思えない。

日本人スタッフがいて自らの責任で商品概要を説明し、アフターサポートも自ら責任を持って行ってくれる誠意あるIFAを選定しないと、ゆくゆく困ってしまうのは契約者自身となってくる。

 

IFAであるかどうかの判断はどのようにすれば良いのだろうか?

IFAの登録国で保険当局や金融庁に登録されているかどうかを確認する必要がある。

最低限の確認項目とも言える。

こうした機関に登録されていればコンプライアンス遵守で活動してくれるし、間違った商品概要の説明や盛った話などしてこない。

そうした事をしてしまうと登録を取り消されてしまうので、誠意をもって対応してもらえる。

香港のIFAであれば、保険業を管理監督する「香港保険業監管局」である”Hong Kong Insurance Authority(HKIA)”と、金融庁である”Securities & Futures Commission of Hong Kong”への登録を確認すべきだ。

☆香港保険業監管局 ⇒ Hong Kong Insurance Authority
☆香港金融庁 ⇒ Securities & Futures Commission of Hong Kong

広東語 or 英語サイトになるので確認が難しければIFAと思われるところに直接聞いてみれば良い。

IFAであれば登録番号を教えてもらえるはずだ。

積立投資商品であれば金融庁への登録が必須と言えるが、保険当局への登録がされていると、そのIFAは知識を広く有していると言えるので、更に良しとなってくる。

IFAのように振舞っている会社もあったりするので要注意。

こうした登録は必要ないと論じてきたりするが、登録されている会社と登録されていない会社、どちらでお世話になりたいと考えれば答えは明確となってくるだろう。

 

もう少し細かく判断基準を書くと、多くの保険会社と提携していて、多くの市場で顧客がいるIFAが望ましい。

そうしたIFAの方がビジネスが安定するからだ。

特定の保険会社と付き合っていたり、特定の市場でのビジネスに偏っていたら、その保険会社や市場で何かあったら経営が傾いてしまう。

すると、サポートできる余力がなくなってしまうので、顧客にも影響が及ぶ。

オフショアの保険会社が経営破綻する事は考え辛いが、日本市場に特化していると危険だ。

オフショアの保険会社は日本市場を良くは思っていないので、いつ日本市場から全ての保険会社が撤退するか分からない。

 

こうした判断基準があるが、最初から書いているように、直接クライアントと受け入れてくれて、責任持って契約からサポートまで向き合ってくれるIFAを選択するのが最重要。

日本人スタッフがいて、日本人の受け入れやサポート実績が豊富なIFAを選んで、海外積立投資を満期まで完走してもらいたい。

 

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