投資・資産運用の話をしているとリターンばかりに目を向ける人が多い。
リスクも把握していますよと言いつつ、実際に投資していた案件が飛んでしまったら狼狽する人も少なくない。
投資の原理原則は損をしない事、生き残る事にある。
ウォーレン・バフェットの投資の原則その①「決して損をしない事」その②「①を決して忘れない事」を肝に銘じるべき!
皆さんご存知の通り、リターンとリスクは比例する。
ハイリターンを求めればハイリスクとなる。
最近ではHYIP(High Yield Investment Program)案件(ハイプ案件)なる言葉もあるが、ハイリターン商品はハイリスクとなる。
実際には多くのHYIP案件はMLM(マルチレベルマーケティング)を使った集客をしていて、実際には稼働していないポンジスキーム・自転車操業である事がほとんどの詐欺案件であったりする。
お金を増やす前に守る事を考えなければならないのだ。
投資の神様と呼ばれているウォーレン・バフェット(Warren Edward Buffett)は投資の格言として以下のように語っている。
その①:決して損をしない事
その②:①を決して忘れない事
神様が言うのだから間違いないだろう。
また、以前にもご紹介した事があるが、天才投資家として知られるジョージ・ソロス(George Soros)は以下のように語っている。
まずは生き残れ、儲けるのはそれからだ!

2人が言うのだから間違いないだろう。
資産が少ない人は思い切ってリスクを取る必要があると言っている人もいるようだが、資産が無くなってしまうようなハイリスク案件に投じてしまい、実際に資産が無くなってしまったらいつまで経っても資産は増えない。
資産が少ないのであれば、先ずは労働やビジネスを頑張って、それなりの余裕資金を構築する事を考えなければならないだろう。
守るべき資産がないのにリスクばかりを高めても意味がない。
資産保全と言う言葉があるように、資産を保全する(守る)事はとても重要だ。
ウォーレン・バフェットもジョージ・ソロスも損をしない事、生き残る事を格言として掲げているが、日本円に着目してみれば、日本国内で日本円を貯め込んでいたら、実質的に損をする可能性が高い。
人口減少・少子高齢化で日本経済は行き詰まり、社会保障費も圧迫されている。
債務残高は増え続ける一方だが、コロナ対応で更に増加を続ける事だろう。
スタグフレーションやインフレーションが起こる事を考えると、日本円の価値は今後減少し、日本国内で日本円を持っているとどんどん損をしていく状況に陥っていくと思う。
日本円が強い通貨として生き残れるかと言われれば、難しい話であろう。
日本に余裕資金がある人はそのまま放置して価値を目減りさせないように、そして生き残るべく、資産保全をしていかなくてはならない。
その為に、海外にある米ドル建ての金融商品を活用する事はとても有用と言える。
日本にいながら契約でき、日本(日本円)から海外(米ドル)へと資産移転する事で資産保全が図れる。
利回り4%程度の金融商品もあり、ハイリターン商品とは言えないが、日本の金融商品では考えられないような数字と言えるはずで、資産価値を向上させていける。
(2022年の世界的な金利上昇により、利回り6~7%へと向上している!)
日本居住の日本人としては、先ずは日本円リスクを感じ、日本円を守る事を考えなければならないが、そうした事ができる金融商品が活用できるうちに行動すべきと思う。
生き残れるのは行動力を持って決断できる人だけになってくるはずだ。

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