相場・マーケットが不安定だと、いつエントリーすれば良いか分からない。
また、そうした相場になると恐れを感じて狼狽売りをしてしまい、損を確定してしまう人がいる。
そうなると資産価値は上がっていかないし、ただただ損を確定させる作業を続けてしまう事になるので、投資・資産運用は難しいという心理だけが残ってしまう。
そうした方にお勧めしたいのが、長期分散積立投資である。
長期分散積立投資のすゝめ!
投資の原理原則は安く買って高く売る事にある。
だからと言って、常にそうしたトレードを出来る人などいない。
ではどうすれば良いかと言えば、平準化する事だと思う。
毎月同じように投資をしていく事にある。
そうする事で高値で購入する時もあるのだが、購入額を一定にしておけば、高値の時は購入枚数が少なくなり、安値の時は購入枚数が多くなるので、平均取得単価が下がる。
加重平均になるのだが、この方法がドルコスト平均法と言われている。
そして、長期で運用していると安値となる時もあるので、不安を覚える時もあるかもしれないが、安値の時は多くのファンドを購入できるチャンスと思えば、その時点での時価総額が下がっていても安心して相場を見ていられる。
長期的な視点を持っていれば、下落相場でも狼狽売りをする考えが消えていくのである。
短期的に利益を出そうと思えば思うほど、相場が不安的な時に心が落ち着かずに狼狽売りしてしまい資産を減らす事になるが、長期的視点で考える事ができれば、不安定な相場は仕込み時と落ち着いて考える事ができる。
だからこそ長期分散積立投資は投資の基礎基本と言われているし、彼の有名な投資家ウォーレン・バフェットも「不安や不確実性のある時期は、掘り出し物を手に入れるすばらしい機会」、「不確実性は友である」といった発言をしているのだ。
長期国際分散積立投資のすゝめ!
不安・パニック・恐怖な相場/マーケットでも安心して投資を行えるのが長期分散積立投資と言える。
時間や投資先を分散させて長期的に積み立てていく事で、安値相場になっても落ち着いて考える事ができ、ここは仕込み時と理解ができる。
如何に分散を行うかによってリスクは回避できる。
リスク回避を考えるならば、日本国内ではなく海外を活用して分散させることも重要となってくる。
特に日本は人口減少・少子高齢化問題があり、将来的に経済が右肩上がりになるとは考え辛い。
円安やインフレも考えると、日本以外に分散させておく必要がある。
海外にある米ドル建ての積立投資商品であれば、円と米ドルとの間でもドルコスト平均法が活用できる。
そうした商品で日本人が契約できる商品を提供している保険会社として、RL360やインベスターズトラストなどが上げられる。
海外の金融商品なので正規代理店は日本国内にはないのだが、日本人スタッフがいる正規代理店もあるので、海外だからと言って不安を覚える必要もないだろう。
こうした商品は長期契約商品になるので、契約したらそれほど時価総額を気にするべきではない、という考えも心を落ち着かせておける為のポイントと言える。
契約後は毎月引き落としがされるだけなので、地味で面白くない投資法とも言われるが、だからこそ穏やかに日々を過ごせるのだ。
不安・パニック・恐怖を感じる人ほど、実は短期的な投機・ギャンブル的な運用を求めているように感じるが、そこには相関関係があるように感じる。
心の刺激を求めて資産を減らしたければ短期的な投機・ギャンブル的な運用を行えばよい。
心穏やかに将来的に資産を増やしていきたいのであれば、長期国際分散積立投資を行えばよい。
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