退職金を受け取り老後スタートの時点で引退後の生活資金を考えるのはツラいはず!時間をかけて検討し複利運用させる必要がある理由とは?

年金問題

日本人である限り、老後の生活をどうしようかと考える必要がある。

それは何故なら、人口減少・少子高齢化が進む日本では公的年金制度が崩壊に向かっているからだ。

はっきりと崩壊せずとも、支給開始年齢を遅らせたり、保険料の増加、受け取り年金額の減少など、どんどん改悪が進んでいく事は間違いない。

老後の生活資金を構築するには「時間」が大きなファクターとなってくる!

先日、インターネットを見ていたら、こんな記事が目についた。

ツライ老後になる? 退職金の運用で失敗してしまう要注意な3パターン

このコンテンツによると、大卒男性が受け取れる退職金の平均支給額は1983万円(厚生労働省の平成30年「就労条件総合調査結果の概要」による)となっているそうだ。

ところが、大金が一気に口座に入ってきたことによって舞いあがってしまい、冷静な判断ができなくなる人が多いとか。

本来であれば、退職から年金受給開始日までを退職金で賄い、その後は年金で生活できればいいのだろうが、冒頭で説明した通り、日本の公的年金は崩壊に向かっているので、余生を満足に過ごせなかったり、生活資金がショートしてしまう可能性がある。

そして、受け取った年金を間違った使い方により溶かしてしまったら取り返しのつかない事になってしまう。

記事によると・・・

ケース1:金融商品の内容がよくわからないまま投資してしまったケース2:未経験のままハイリスクハイリターンな投資商品に多額を投資したケース3:不動産の定期的な家賃収入は保証されますとすすめられ退職金全額を投資した

が失敗事例となっている。

そもそも、大きな退職金を受け取り、そのタイミングで検討を始めて運用しようとうすれば失敗する確率が高いだろう。

会社に勤めていればどれくらいの退職金が受け取れるか早い段階で分かる訳で、十数年前から考えておかなくてはならない。

ベストな行動は十数年前から運用を始める事。

退職金をもらったタイミングで考え始めると、銀行や保険営業マンのターゲットにされ、上手く言いくるめられてしまうだけだ。

お金の知識をつけておかないと、押し切られてしまう。

また、お金の知識があれば、日本の金融商品では利回りが悪く老後資金の構築には適していないと分かるはずだが、海外の金融商品でも複利運用が肝になるので、時間が重要なファクターになると気付く。

複利運用なので時間が必要なのだ。

老後資金を退職金をもらったタイミングで考え出すのは色々な意味で遅すぎるが、早く検討を始めて海外を含めて視野を広く持てば、金融知識が付くばかりでなく、優れた金融商品に出会えるようになるはずである。

早起きは三文の徳ではないが、早く行動するとそれだけ得する事が多いと言える。

 

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