お金はあの世に持っていけないから死ぬまでに使い尽くすという考えの人がいたりする。
また、”DIE WITH ZERO”という書籍の影響か、亡くなる時の資産状況をどのようにしておくか、如何に”0″に近付けるかについて頭を悩ませる人もいるようだ。
一方、老後であっても資産価値を減らしたくないという考えの人もいたりする。
老後も資産価値を落としたくなければ利回りの良い貯蓄型保険商品を現役時代から契約しておこう!
現役を終え収入が無くなると、老後は年金やそれまでの蓄えで生きていく事になる。
亡くなるまで不自由なく生活できれば良いと思うのだが、そうした思考を提唱しているのが”DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール”という一冊だ。
私も読了していて書評を以下リンクにまとめている。

この本で述べているのは、単純に亡くなるまでにお金を使い切ると言う話ではなく、有限な時間とのバランスについて考えるべきという点である。
”DIE WITH ZERO”は直訳すると「ゼロで死ね」となるが、もちろんお子さんやお孫さんへの資産承継も推奨している。
生前贈与もしながら、亡くなる時に自分自身の資産はゼロでいいでしょ、というお話だ。
だが、日本人の方と話をしていると、老後であっても資産(主に現金)が減る事に抵抗感がある人が多い。
一旦築いた自分の資産、数字上であっても減っていくのは嫌なのだろう。
とは言え、既に現役を終えていれば働いて収入を増やす事は難しい。
年金制度も崩壊に向かっている日本では、公的年金制度は全く当てにならない。
なので、老後も資産価値を減らしたくなければ自助努力で不労所得が入ってくる状態にしておくしかない。
それなりの利回りがあるスキームを考えなければならないが、お勧めできるのはオフショア金融センターにある保険会社、サンライフ香港社が提供している貯蓄型保険商品である。

この商品、長期的に見れば利回り約7%で運用される。
長期的にという意味は、契約当初はそれほどの利回りではなく、契約15年後頃から7%程度で運用されるイメージだ。
この商品は一部引き出しもできるので、7%のリターン分を毎年引き出しながら7%の運用を続けてもらえれば資産価値は減らない事になる。
具体的に引き出しを行わなかった時のトータルリターンは以下のようにシミュレーションされている。
◆10年目:140%
◆15年目:191%
◆20年目:279%
◆25年目:394%
◆30年目:551%
先ずは元本を増やしてから、一部引き出しをした方が良い。
契約直後は資産価値の上がり幅が小さいので、退職金を活用してとなると、実際に引き出しながら資産を維持しようとすると75歳や80歳を超えてからとなってしまうだろう。
その為、現役時代から契約をスタートさせた方が良い。
例えばUSD50,000(1USD150円で7,500,000円)を40歳の時に契約して一部引き出しをしなければ、60歳時点でUSD139,709(20,956,275円)となる。
ここから毎年7%を引き出せばUSD9,780(1,466,939円)を得ながら、保険証券の価値USD139,709を維持できる。
65歳まで待って196,824USD(29,523,675円)まで保険証券の価値を増やしてから一部引き出しをスタートさせれば、毎年13,778USD(2,066,657円)を受け取れることになる。
この商品であれば、40歳時点から60歳~65歳までの時間を掛ければ資産価値が上がっていき、そこから資産価値を落とさずに毎年引き出していけるのだ。
また、老後でも資産価値を落としたくないと言いつつも、やはり最後は子供やお孫さんに引き継がせたいと思うかもしれない。
資産価値を残したままではもったいない。
今回ご紹介した商品は契約者や被保険者を変更可能となっており、お子さんやお孫さんに名義を変更していける。
資産承継を先にしておきたいという考えを持った時にも対応できるフレキシブルな商品として、活用の自由度が高いと言える。
この商品は貯蓄性に特化したプランとなっているが、貯蓄型生命保険もあったりする。

上のリンクは先ほど紹介した貯蓄型生命保険と同じくサンライフ香港社が提供している生命保険である。
生命保険なので被保険者の名義は変更はできないが、同じように一部引き出しができる。
現役中はもしもの時に備えて死亡保険金で保障してもらい、引退後は一部引き出しをして年金として活用できるようになっているのだ。
また、CTFLife社から提供されている貯蓄型生命保険もある。

サンライフ香港社が提供している生命保険と同様に貯蓄性のある商品なのだが、サンライフ香港社との違いは自分自身が契約した保険証券を担保に年金を受け取れるようになっている点だ。
こちらも現役時代は保障を考えつつ、将来は年金へと切り替えられるようになっているのだが、保険証券を担保にできるのがポイントで、担保=借金と言う扱いになり非課税で年金を受け取れるのが大きな特徴となっている。
資産価値を減らしたくない人向けに対しての例を幾つか挙げてみたが、時間を掛けると資産価値が増えると言う点に先ずは着目してもらいたい。
⇒ ご質問やご相談等はこちらから。
海外の保険会社の商品は海外にあるIFAが契約からアフターサポートまでを請け負う事になっている!
老後に必要な金額は生活レベルによっても異なり、他の年金などの不労所得との兼ね合いもあるので、個々によって必要な金額は変わってくると思う。
その為、個々に応じた数字を色々とシミュレーションしてもらった方が良い。
こうした商品に興味を持ち、具体的にシミュレーションをしてもらいたいと思ったならどうすれば良いのだろうか?
海外の保険会社は自社でクライアントを直接受け入れてはおらず、IFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれる正規代理店が契約からアフターサポートまでを担当する事になっている。
なので、具体的なシミュレーションを知りたければ、海外にあるIFA=正規代理店に直接連絡すれば良い。
だが、海外の保険会社なので日本国内にIFA=正規代理店は存在せず、海外にあるIFAに連絡する事になる。
海外のIFAと聞くと怖気づいてしまう人もいるかもしれないが、日本人スタッフがいるIFAもある。
そうした日本人スタッフがいるIFAで日本居住の日本人の受け入れやサポート実績が豊富なところを選べば安心できる。
そして、多くの保険会社と提携しているIFAであれば選べる商品の幅は広がる。
(とは言え、日本人が契約できる保険会社は限られているのだが。)
また、長期契約となるのでサポート力が高いIFAである事が重要だ。
契約からアフターサポートまでをどこかの誰かに丸投げしているIFAもあるようだが、そうしたIFAは避けなくてはならない。
自社で責任持ってクライアントと向き合ってくれるIFAを選び、自身の予算や考えに沿った商品やスキームについて相談してみてもらえればと思う。
⇒ ご質問やご相談、IFA=正規代理店の選定でお悩みの方はこちらから。
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