日本にいながら海外に資産移転できたり、日本の同等商品よりも利回りが期待できるのがオフショア保険や海外積立と呼ばれる金融商品である。
その契約の際、パスポートや運転免許証等の身分証明書の提出が必要となってくる。
オフショア保険・海外積立投資商品の契約でパスポートや運転免許証などの身分証明書の取り扱いには要注意!
オフショア保険や海外積立投資商品の契約では、国籍と居住地の証明書を提出する必要がある。
国籍と居住地によって、契約できる商品や契約方法が異なってくるからである。
国籍の証明はパスポートとなり、居住地の証明としては運転免許証や銀行のステイトメント、公共料金の郵送物等が求められる。
こうした書類(コピー)の提出先は、IFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれる正規代理店となる。
海外オフショア金融商品の契約はIFAが契約から事後サポートまでを請け負う事になっているからである。
プロバイダー(保険会社) – IFA(正規代理店) – クライアント(顧客) |
オフショア金融商品をどこかの紹介者・仲介会社やセミナー・勉強会などで聞いたとしても、そうした人や会社が契約に関与する事は金融商品取引法で禁止されている。
つまりは、書類は全てIFAに提出しなくてはならない。
個人情報の重要さはここで私が書く必要もなく分かっていると思うが、本来は契約に関与できない人に無駄に身分証明書を提出してはならない。
後々どのようにそうした書類が使われるか分からないからである。
SNSなどで個人情報が特定されないように注意している人はたくさんいるが、当然ながら身分証明書も然るべき場所以外に提出すべきではない。
海外オフショア金融商品の契約に限った話でもないはずだ。
提出書類に限らず、海外オフショア金融商品はIFAと呼ばれる正規代理店が契約からアフターサポートまでを担当する事になっているので、海外オフショアの金融商品に興味があれば、紹介者や仲介会社を通す事なく、直接IFAに連絡して契約をしなくてはならない。
法的問題もあるが、間に人や会社が増えると余計なコストがかかる事があるし、責任の所在も曖昧になるなどデメリットが増えるだけである。
間に入る会社や紹介者は、いつかどこかのタイミングで連絡が取れなくなることも少なくない。
IFAは海外にあるが、日本人スタッフがいて日本人の受け入れやサポート実績が豊富なIFAもあるので、そうしたIFAを選定すれば、契約後も安心できる。
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