ロシアがウクライナに軍事侵攻し、日本を含め多くの国からロシアは経済制裁を受けている。
その1つが「SWIFT遮断」である。
海外送金を行った事がある人は「SWIFT」という言葉を聞いた事があると思うが、海外投資を実践している人は覚えておいた方が良い単語と言える。
(深く知る必要はないが、SWIFTとは何ぞや程度は理解しておくべきと思う。)
海外送金や海外からの入金はSWIFTコードがないと行えないケースがほとんどである!
SWIFTとは”Society for Worldwide Interbank Financial Telecommunication”の頭文字を取った略語であり、日本語での呼び方は「スイフト」で、「国際銀行間通信協会」と訳される。
国際銀行間通信協会で覚えている人はほとんどおらず、略語であるSWIFTが一般的に使われている。
協会となっているが、銀行間の国際金融取引を速やかに処理・仲介する事を目的として、世界各国の金融機関が出資して設立された協同組合組織であり、本部はベルギーにある。
銀行には8桁または11桁のアルファベットと数字で構成されたSWIFTコードが設定されていて、海外送金をする際にはこのコードを入力する事が一般的だ。
SWIFTコードが振られていない=この協同組合組織に加盟していない銀行ヘは海外送金は不可となるケースがほとんどである。
その為、海外の銀行へ送金をした事がある人は、SWIFTという言葉に接した事があるはずだ。
今回、ロシアはこのSWIFTネットワークから外された。
その影響として、外貨の獲得が困難になったり、貿易などもし辛くなっていくはずた。
結果として、ロシア経済は疲弊していくと予想されている。
(中国などとSWIFTネットワーク以外の方法で取引できるようにしているのでは?とも言われている。)
海外積立やオフショア保険などを契約している人は上辺だけでもSWIFTを知っておいた方が良いというのは、解約時や一部引き出し時に銀行送金をしてもらいたいのであれば、SWIFTコードが付いた銀行でないと対応してもらえないからだ。
(銀行送金ではなく小切手での受け取りも可能。)
多くの国内銀行はSWIFTコードがあるが、インターネットバンキング専業の場合はSWIFTコードがなかったりるする。
例えば、セブン銀行にはSWIFTコードが付与されていない。
尤も、一度海外に資産逃避させたお金を日本に戻すのはとても勿体なく感じる。
HSBC香港などのオフショアバンクの口座を開設をして、そこに入金してもらう事をお勧めしたい。
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