「お客様は神様だ!」という言葉を勘違いし、店員に対して理不尽な我儘を求めたり、酷い時には手を出したり物を壊したりする客がいたりするようだ。
最近では「カスタマーハラスメント」、略して「カスハラ」と呼ばれていて、ちょっとした社会問題になっている。
オフショア保険商品や海外積立投資商品のIFA=正規代理店はクライアントの受け入れ基準を設けている!
日本で「お客様は神様だ」という風潮になっているのは、演歌歌手の三波春夫さんが歌う時の信念として思い伝えていたフレーズが日本全国に浸透していったようだ。
だが、三波春夫さんの真意と離れて使われる時が多くなってしまってうる。
こうしたフレーズや考え方は日本独特のものと言えるだろう。
もちろん、相手を思いやっての心持ちなので勘違いさえしなければ日本の良さとなってくる。
だが、海外ではお客様は神様とならない。
対等な立場と考えた方が良いだろう。
海外オフショア籍の保険商品や積立投資などの金融商品はIFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれる正規代理店が契約からサポートまでを請け負う事になっている。
その為、こうした商品に興味があればIFAに直接連絡する事になるのだが、IFAはクライアントの受け入れ基準を持っている。
日本人なので日本人スタッフが在籍しているIFAを選択するべきだろうが、日本人スタッフがいたとしてもクライアントの受け入れ基準は同じように設けている。
保険料などの拠出額の基準もあるだろうが、継続して契約をしてくれるかどうかの性格などもチェックされていると聞く。
IFAはアフターサポートまでを請け負う機関になっているので、満期まで良好な関係性を維持できるかどうかを見られているのだ。
契約途中でカスタマーハラスメントなどを起こす可能性があるクライアントは受け入れてもらえない。
クソ客になってはいけないのだ。
IFAの中にはこうした責務を放棄して、契約やアフターサポートを紹介者や仲介会社と呼ばれる人たちに丸投げしているところもある。
そうしたIFAはそもそもお勧めできないのだが、紹介者や仲介会社の人たちは紹介料目的のお金第一主義の傾向にあり、基本的にどんな人も受け入れる。
だが、そうした人たちが長期間に亘る契約中、サポートを継続してくれるかと言われればその可能性は低く、コミュニケーションが取れずに問題となるケースが少なくない。
満期まで契約できる予算や意思があるのに、IFAやサポート側の問題で継続できなくなれば意味がない。
IFAは途中で変更も可能だが、変更の履歴が多いとそれ自体がIFAの受け入れ基準から外れてしまうので、最初からコミュニケーションが継続できるIFAを選択しておかなくてはならない。
IFAとクライアントは信頼関係を構築していく事が重要で、選び選ばれる立場と言えるのだ。
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