崩壊へと進んでいる日本の公的年金制度。
2019年に日本政府が「年金だけでは老後30年間で約2000万円が不足する。」と公表して物議を醸した。
金融庁の金融審議会「市場ワーキンググループ」が、高齢夫婦無職世帯(夫65歳以上、妻60歳以上)では、毎月約5万5,000円の赤字が続き、30年間で約2,000万円の金融資産を取り崩す必要があると報告書で公表したのだ。
自助努力が必要であることは明らかである。
サンライフ香港の貯蓄型保険商品を活用した時の必要保険料や契約期間はどれくらい?
老後資金の構築で自助努力が必要な事は明白であるが、だからと言って株やFXの運用で2000万円を得るのは至難の業だ。
お金を失う可能性が高いが、精神がやられてしまう可能性はもっと高い。
保険会社の商品を活用してお任せしておくのがベストと言えるが、残念ながら日本に利回りが良い保険商品や金融商品がある訳ではない。
なので、海外の保険商品の活用を考えるべきだ。
オフショア金融センターの保険会社、サンライフ香港社が提供する貯蓄型保険商品は長期で見れば利回り6~7%で運用されている。
こうした商品を検討すべきと言える。

↑例えば、SunJoy Global Insurance Plan Ⅱという商品の利回りは以下のようにシミュレーションされている。
◆10年目:145%
◆15年目:204%
◆20年目:312%
◆25年目:424%
◆30年目:615%
(トータルの解約返戻金÷支払い保険料)
日本の保険会社では提供できないような利回りになっていると言える。
この商品で将来資金を構築するとした時の保険料や必要期間はどのようになるのだろうか?
ここで、一つ考えなければならない問題がある。
2019年に日本政府は老後資金2,000万円問題を公表したのだが、その後、コロナ禍後半からは物価高騰・インフレーションが進行している。
つまり、老後資金の不足分も2,000万円では足り無くなっているはずなのだ。
2024年度の消費者物価指数は前年対比で2.7%上昇している。
このペースで20年間物価が高騰していくと、老後資金は2,000万円ではなく3,400万円不足する事になる。
だが、それ以上に物価が高騰する可能性は高い。
物価高騰は日本だけではなく世界的な問題となっているのが、日本のインフレ率は世界のインフレ率と比較すると低い。
世界は繋がっているので、今後は更なる物価高騰・インフレーションが生じても不思議でも何でもない。
そう考えると、老後資金の不足分は3,400万円でも足りず、4,000万円、5,000万円と必要になってくるかもしれない。
もちろん、個々の生活水準で必要な生活費は異なるのだが、ここでは老後資金が2,000万円、3,000万円、4,000万円不足すると考えた時、それを補うのに貯蓄型保険商品を活用したとして、必要な保険料や運用期間を考えてみたい。
算出して結果を以下の表でまとめてみた。
必要老後資金(解約返戻金) | ||||
2,000万円 | 3,000万円 | 4,000万円 | ||
保険料 (準備資金) |
500万円 | 約24年 | 約30年 | 約37年 |
1,000万円 | 約15年 | 約20年 | 約24年 | |
1,500万円 | 約9年 | 約15年 | 約19年 | |
2,000万円 | ー | 約11年 | 約15年 |
為替は無視しているが、60歳で2000万円が必要ならば、36歳で500万円あれば達成できる。
1,000万円あれば45歳からのスタートで可能だ。
60歳で4,000万円必要であれば、500万円の保険料だと37年、1,000万円だと24年が必要となってくる。
いくら利回り6~7%と言えど、なるべく早い段階で運用をスタートさせた方が良いのは間違いない。
もちろん、日本の保険会社では達成できない目標をクリアさせてくれる商品となっているのも数字を見れば分かるはずだ。
中には5,000万円、1億円と老後資金が必要な人もいることだろう。
そうした人は準備する資産を貯めたり、運用期間を長く確保する必要がある。
とは言え、そこまで求めている人はそもそもの余裕資産があるはずだ。
余裕資産があるので資産運用は行わなくて良いと言う考えであると、それはそれで危険である。
余裕資産を放置していると、それこそ物価高騰・インフレーションによって実質的な資産価値が目減りしていってしまうからだ。
だが、余裕資金が多額にある方は、こうした対策を既にしている人が多いように感じる。
だからこそ、富裕層・資産家としての地位を維持しているはずだ。
もっと多くの自助努力が必要となっているはずだ。
今回例に出してサンライフ香港社が提供するのSunJoy Global Insurance Plan Ⅱは貯蓄型保険商品となっているが、保険者や被保険者を何度も変更可能と言う特性も併せ持っている。
もし、老後資金に余裕が出来たら、契約者や被保険者をお子さんやお孫さんに引き継いでいけるので、資産証券プランとして活用できる点も興味深い。
⇒ ご質問やご相談等はこちらから。
海外の保険商品や金融商品で老後資金構築を考えるのであれば、正規代理店であるIFAに相談すべし!
先ほどシミュレーションとして出したSunJoy Global Insurance Plan Ⅱはオフショア金融センター・金融立国である香港の保険会社サンライフ社から提供されている。
この商品に興味があれば、香港にある正規代理店に連絡をして、詳しい商品概要や契約方法を聞く流れとなる。
香港等、海外の保険会社は直接クライアントを受け入れてはおらず、IFA(Independent Financial Advisor)と呼ばれる正規代理店が契約からアフターサポートまでを請け負う事になっている。
海外の保険会社のIFA=正規代理店なので、日本国内にそのIFAは存在しない。
海外にあるIFAに連絡をする事になるのだが、日本人スタッフが在籍しているIFAもあり、そうしたIFAを選べば日本語でやり取りができる。
日本人スタッフがいて、日本人の受け入れやサポート実績が豊富なIFAを選べば安心して契約ができることだろう。
長期契約となるので、契約時だけでなく解約時まで責任持ってクライアントと向き合ってサポートしてくれるIFAを選ぶ事が重要となる。
また、IFAは総合代理店としての役割も担っている。
多くの保険会社や金融商品のプロバイダーと提携しているIFAであれば、選択できる商品アイテム数も増える。
今回は一括投資商品で不足分の年金を補うためのシミュレーションをしてみたが、中には積立投資商品を選択したい人もいるかもしれない。
多くの繋がりがあるIFAであれば、個々の資産状況や考えに合わせて、どの商品が良いのかの案内をしてもらえるようになる。
日本の保険会社や金融機関が提供する商品で将来資金を構築するのは困難だ。
一方で海外に目を向ければ、年金問題を解決してくれる商品がある事に気付くのだが、海外の商品故にサポート体制がとても重要となってくる。
海外の保険商品や金融商品はIFAの選定により、その成否が決まると言われている。
良きIFAを見つけて、将来資金の構築や資産価値向上に繋げてほしいと思う。
⇒ ご質問やご相談、IFA=正規代理店の選定でお悩みの方はこちらから。
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