海外のオフショア地域には日本にはない優れた金融商品が多い。
と、耳にしたことがあると思う。
実際にどのような商品が優れていてお勧めできるかは、個々の環境によって大きく異なってくる。
オフショア籍の金融商品の選定は正規代理店(IFA)とよく話し合って決めるべし!
一言にオフショア投資と言っても、毎月拠出していく積立型の金融商品もあれば、一括や5年などの短期間で支払いを終えて保険会社が運用を行っていく商品もある。
生命保険もあれば年金型の商品もある。
なので、どの商品がお勧めかは個々によって異なってくるのだ。
大きな余裕資金があり、早く海外に資産逃避させたい人に積立投資を勧めても納得いかないだろうし、コツコツと毎月の給与から積み立てていきたい人に一括投資を勧めても、そもそも予算が合わない。
また、自分自身の将来の為に貯蓄したい人と、家族の為に資産を遺していきたいと考えている人では契約すべき商品は異なってくる。
状況によっては複数の商品・プランを組み合わせるのがベストという事もあるだろう。
個人によって契約すべき商品は異なるのだが、法人を持っている人は法人を活用した方が良いケースもあるだろう。
また、誰を契約者にして、誰を被保険者にして、誰を受取人にするかなどの詳細も決めていかなくてはならない。
オフショア投資を知るきっかけが友人や知人からの紹介や、どこかの勉強会やセミナーなどであるケースが多いようだが、そうなるととある商品の話しか耳に入らないと思う。
友人や知人から聞いた場合はその人が契約している商品の話になるだろうし、勉強会やセミナーだったとしても、全体に話をする事を考えると細かい話などはしてられない。
そもそも、勉強会やセミナーを行う人はそれを仕事にしているかもしれないが、日本の金融庁に登録されていない商品の勧誘や営業は金融商品取引法に抵触するので、こうした人や会社を介して契約すべきではない。
一方で購入すること自体は禁止されていないので、海外にあるIFA(Independent Financial Adviser)と呼ばれる正規代理店に直接連絡して契約するしかない。
中にはMLM(マルチレベルマーケティング)のようにして、紹介者システムで日本市場の開拓をしているIFAもあるようだが、そうしたシステムだからこそ、とある商品の知識ばかりを詰め込ませてセミナーなどを開催させているのだ。
MLMのような流れで契約すると、商品選択の視野がとても狭くなってしまう。
海外オフショアには日本にはない優れた商品があるのだが、自分がどの商品が合致しているかは、海外にあるIFAに直接連絡して相談しながら決めていけば良い。
海外にあるIFAと言えど、日本人スタッフがいて、日本人の受入れやサポート実績が豊富なところを選択すれば問題ない。
一方、紹介者・仲介会社などを介して契約すると、そうした人や会社がサポートを行う事になる。
本来はサポート業務もIFAの責務であるが、顧客と直接向き合わないIFAを選択すべきではない。
また、こうした紹介者や仲介会社はどこかのタイミングで連絡が取れなくなり、サポートが受けられなくなる可能性が高い。
間に人や会社を挟むと、視野が狭い商品選択になってしまうばかりではなく、アフターサポートも杜撰になってしまうのだ。
海外オフショア籍の金融商品は自身の予算や家族状況、個々の考えに合った商品を選ぶべきだが、その為の重要ポイントは、原理原則に従って顧客としっかりと向き合ってくれるIFA(正規代理店)を選定する事となってくるのだ。
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