米国系保険会社パンアメリカンライフ(Pan American Life)はケイマン島籍のIndex連動型ユニバーサルライフ商品などを提供している。
アメリカやケイマン島などの海外に渡航する事無く、香港で信託を設定する事によって、日本にいながら契約できるスキームもあったりする。
米国系生命保険会社パンアメリカンライフPan American LifeのINDEX連動型ユニバーサルライフ商品(IUL)を海外渡航せず日本にいながら契約する方法とは?
アメリカの保険会社が提供する商品を契約する際には、資産額や年収を問われたり、現地で健康診断を求められたり、LLC名義で契約する必要性があったりとハードルが高かった。
コロナ禍も終わり海外に渡航する事も可能になったが、海外に渡航するのが必須の保険会社であっても、それで契約を保証してくれる訳ではない。
海外に行ってみないと契約できるかどうかは分からないのだ。
一方、アメリカ系の保険会社であるパンアメリカンライフが提供するケイマン島籍の保険商品は海外に渡航する事無く、日本にいながら契約できるスキームが存在する。
その方法は、香港で信託を設定する事である。
と言っても香港に渡航する必要も無く、日本国内で信託設定は可能。
パンアメリカンライフはアメリカ・ニュージャージー州ニューオーリンズで1911年に創設されており、100年以上の歴史がある信頼置ける保険会社である。
アメリカの生命保険で良く用いられている、INDEX連動型ユニバーサルライフなどの保険商品が提供されている。
確定部分とINDEXでの運用部分を組み合わせたような保険で、運用部分と支払い保険料、死亡保険金等によってシミュレーションは変わってくるが、支払い保険料を抑えつつ、多額の死亡保険金を設定する事が可能である。
ただし、支払い保険料が安かったりすると満期が短くなってしまうので将来的に保険料の追加を求められる可能性もあるが、運用部分を毎年フィードバックしてもらいながら将来に備える事ができるようになっている。
契約上限年齢は75歳となっているが、例えば65歳非喫煙男性が安定的な運用を選択したとして、100万米ドルの保険料に対して、90歳まで死亡保険金240万ドルが設定できるようになっている。
安定的にと書いたが、利回り3.75%の設定である。
もちろん、年齢が若ければそれだけ保険料は安くなる。
日本国内でコストパフォーマンスがこのように良い保険商品は見当たらない。
最低の死亡保険金は50万米ドルからとなっていて、法人契約も可能。
死亡保険金50万米ドルでは健康診断も不要で面接だけで契約ができるようになっている。
面接と言っても海外に渡航する必要はない。
正規代理店の方で対応してもらえる。
死亡保険金を50万ドルから少しでも増やすと健康診断が必要となってくるが、普段から健康診断や人間ドッグを受けている人はそのデータで契約できる可能性も高い。
50歳以上の年齢であっても、それなりの金額の死亡保険金の生命保険に健康診断なしで契約できるのはスゴイ話だと思う。
アメリカやケイマン島など海外に渡航する事無く契約できる方法は、先ほど書いた通り、香港で信託(トラスト)を設定するスキームである。
香港にある正規代理店に問い合わせてもらえればと思うが、このスキームができる正規代理店は限られているらしい。
それだけテクニカルな手法という事なのだが、契約後も含めて日本人に対してしっかりとサポートしてくれる正規代理店でなければならない。
紹介者や仲介会社を挟むことなく、直接正規代理店と繋がっておく事が重要だ。
紹介者や仲介会社は無駄に間に入ってくる事がほとんどなのだが、そうした人や会社を間に挟むと商品概要が曖昧に伝わる事が多く、契約後もサポートが杜撰になってしまうケースがほとんどだ。
商品概要の理解が深く、サポート実績が豊富な正規代理店であれば契約後も安心できる。
こうした海外の保険商品はいつ日本人を受け入れ停止にするか分からないので、興味ある方は契約を急いだ方が良いだろう。
年齢はもちろんだが、支払い保険料や死亡保険金、運用方法の考え方によってシミュレーションが細かく変わってくるので、先ずは正規代理店に直接連絡してシミュレーションをしてもらうところから始めてみては如何かと思う。
⇒ ご質問やご相談、正規代理店の選定でお悩みの方はこちらから。
コメント