2014年7-9月期の景気が良くないことが予想され、政府は消費税の増税タイミングに頭を悩ましているようだ。
総選挙の話まで出ているが、このタイミングで総選挙をするのは、それこそ税金の無駄使いに感じるのだが・・・
天候不順が想定外だった2014年夏
2014年4月に消費税増税をしたから4-6月期は消費が落ち込む、そしてその反動で7-9月期は持ち直すというのが、安倍政権のストーリーだったはずだ。
ところが今年の夏は天候が良くなかった。
ここ数年、毎年「猛暑」がキーワードのように使われてきたが、残念ながら今年は台風もやってきてそれほど暑くはなかった。
それほど給与水準が上がっているわけでもないので、極端に景気が良くなるとは政府も思っていなかったはずだ。
しかし、天候不順は想定外だっただろう。
それがこのタイミングでの増税判断の難しさとなっている。
でも、消費税はいつか上がる。
5%の時に消費税を上げる上げると言って、かなりの時間がかかったが消費税は上がった。
いつ上がるかが焦点になっているだけで、上がることは間違いない。
日本のお金を海外に流す政策?
そんな安倍政権が行っているアベノミクス。
消費税以外の部分でみれば金をばら撒いている傾向だ。
そのお金がどこに行っているかと言えば、海外だろう。
企業が設備投資をするにしても、日本ではなく海外のが多い。
企業の後押しをすると言えど、企業は国内よりも海外に目が向いている。
結果として、その企業(国内)の業績が上がれば株価は上がる。
しかし、日本円は海外に流れるので円安方向にいく。
これが現在の日経株価の上昇と円安だ。
そして消費税を増税したがっている。
海外に流す資金を増やしたいからか?と感じてしまうが、おそらくこの流れは数年続くだろう。
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