2023年あけましておめでとうございます!新紙幣発行までの期限が迫っており、円安・インフレ対策を急げ!

日本経済

2023年、あけましておめでとうございます。

本年も宜しくお願い致します。

円安・インフレは道半ば・・・2023年は資産保全・資産移転のラストチャンスになる年かもしれない。

2020年に始まったコロナウイルスの大騒動。

3年の時が過ぎ、世界ではノーマスクの国が増えてきているが、日本はまだまだ規制が多いように感じる。

コロナウイルス対策に限らず、日本の動きは世界と比べて遅い!というのが個人的な感想である。

遅いと言えば、日本のインフレ率は世界と比較すれば緩やかだ。

2022年はインフレ・物価高が進んだのが大きなニュースとなった。

家計に打撃を与えているが、世界のインフレ率と比較すれば日本のインフレ率は緩やかである。

世界から遅れてインフレ率が上がっていくとすれば、まだまだ物価高は続いていくと思われる。

世界全体を見渡すと、物価高と共に平均給与水準も上がっているので、それなりに対処できるかもしれないが、日本の場合は20世紀末から給与水準はほとんど変わっていない。

しかしながら、増税や社会保障の負担増により可処分所得は減っているので、インフレに対応できないのが問題だ。

政府は更なる増税を検討中で、人口減少・少子高齢化が続く日本では社会保障費の負担率も益々上がっていく事だろう。

日本・日本円の力が落ちている事を強く意識しなくてはならない。

 

2022年は正に日本円の力が落ちた年であり、急激なドル高円安に見舞われた。

多くの物資を輸入に頼っている日本は円安の影響もあって物価高になったのだが、私の印象としてはもっと早くドル高円安が起こるものだと思っていた。

実は10年ほど前から1ドル150円になるはずと思っていたので、ようやく1ドル150円になったかというのが私の感想である。

1ドル150円を少し超えてからは円高へと動き出したが、この動きがドル高円安の終焉なのか?それともドル高円安の一時的な調整なのか?そのどちらかと言えば、私は後者だと思っている。

世界と比較して緩やかで遅れている日本のインフレ率、ドル高円安の調整段階となっている為替相場、どちらもまだまだ道半ばで更なるインフレ、円安に備えなければならないだろう。

2023年、その対策ができる最後の年になってくるかもしれない。

それは何故なら、2024年に控える新紙幣発行時に日本政府がどのような策を打ってくるか分からないからだ。

純粋にランニングチェンジで新紙幣を市場に流してくれれば問題ないのだが、換金時にスプレッドを設けたり手数料を取るようになるかもしれない。

もしかしたら、税金を課すかもしれない。

最近のマイナンバーの動きを見ていると、日本政府は強引に事を動かそうとするきらいがあるし、1億円の壁問題をきっかけに超富裕層に対する課税強化(財産税の徴税?)も考えているようだ。

余裕資金がある人から如何に税金を取るかを考えているはずなので、新紙幣発行を機に何か怪しい動きがあってもおかしくない。

そもそも、力が無い、力が落ちていく日本円を無駄に持っていても意味がない。

インフレ・物価上昇が続けば、力のない日本円を無駄に持っていると徐々にその資産価値は減少していく。

資産分散により資産を守る事を考えなくてはならないが、その有効策が海外への資産移転・資産逃避と言える。

だが、日本政府は海外に日本円が流出する事を恐れているので、海外への資産移転も年々難しくなっている。

銀行やクレジットカード会社への指導も厳しくなっていて、時間が経てば経つほど、スムーズに資産移転が出来なくなるだろう。

 

日本国内に余裕資金がある人は、いち早くドル資産に変えておいた方が良いと思う。

日本にいながら契約できるドル建ての保険商品もあるので、そうした商品を活用して資産逃避・資産保全を行うべきだが、こうした商品もいつまで日本居住の日本人を受け入れてくれるかは分からない。

世界と比較して動きが遅い日本だが、個人としてはいち早く行動に移さなければ、日本と共に貧しい国・個人へと成り下がってしまうはずだ。

 

2023年も、本ブログを通して皆様の資産保全や資産価値向上の助けに少しでもなれるように執筆していく所存です。

時間がある時にでもブログを覗いてもらって、参考にしてもらえればと思います。

 

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