z世代はコストパフォーマンス=コスパ(費用対効果)よりもタイムパフォーマンス=タイパ?要領も大切だが実のある事を行う方が重要では?

日本社会

費用対効果、コストパフォーマンス(コスパ)を意識しろ!とビジネスの世界では良く言われる言葉であるが、最近はz世代を中心にタイムパフォーマンス(タイパ)を意識する若者が多いようだ。

時間対効果と言うのだろうか?

効率よく生きる事は大切だと思う。

デジタル時代に生きる若者は時間を効率よく使いたいようだ!

z世代とは一般的に1990年代後半から2010年代に生まれた世代のことを指すが、この世代は物心がついた時からインターネットが普及しており、デジタル中心で生きてきたはずだ。

その為、昭和生まれと感覚が異なっているのは当然の事だと言えるだろう。

メンタリストのDiagoさんが言っていたが、例えば映像や動画コンテンツにしても、昔は2~3時間の映画を見にシアターに鑑賞に行ってたのが、テレビやドラマの普及により自宅で1~2時間で楽しめるようになり、その後はYoutubeの普及により更に短いコンテンツをスマホやタブレットで気軽に見れるようになっている。

最近ではTiktokなどの普及によりショートムービーが主流になっている。

時間を掛けて映画を見に行くり、気軽にショートムービーを楽しむ若者が増えている。

買い物にしても同様で、外にショッピングに行くよりもインターネットで自宅に届けてもらう事で時短となる。

コロナの影響で仕事もテレワークで行えるようになり、如何に時間を効率的に使うかが若者の視点になっているようだ。

時間≒お金と考えられるので、とても良い事だと思う。

 

時間を掛けないと得られないものも世の中には多い!

だが、時間を掛けるという重要性も忘れてほしくないなと感じる。

例えば、何かを習得する際に器用な人ほど時間を掛けずにサッと出来てしまう傾向にある。

不器用な人は時間を掛けて習得していく訳だが、それが時間が掛かってダメかと言われればそんな事はなく、時間を掛けて得たものの方が忘れにくく、生涯の技術となる傾向にある。

単純に手に入るものは直ぐに忘れたり、放置や放棄してしまう事が多いだろう。

恋愛でも同じかもしれない。

そしてもちろん、お金も同じである。

時間を掛けずに効率よく資産が増えれば、それは即ち利回りが良い事を表す。

FIRE(Financial Independence, Retire Early movement)を目指したがる若者も多く、こうした行動は一見すると良いように感じるかもしれないが、そんなに簡単なものではない。

若い子ほど痛みを感じた経験は少ないと思うが、時間を掛けずにビギナーズラック的に得た資産は簡単に損失となる事を知らない。

短時間で利益を得ようとする行為は投資ではなく投機・ギャンブルと言われるが正にその通り。

瞬間的にタイムパフォーマンスやコストパフォーマンスが良くなるかもしれないが、長期的に見れば資産を失う確率の方が高いだろう。

時間を掛けて複利効果を活用して資産を増やしていく事を知ってもらいたい。

海外には利回り6~7%で運用される貯蓄型保険商品がある。

ギラギラした若者からすれば利回りが低く感じるかもしれないが、利回り6%で複利運用されていくと12年で資産が2倍になり、24年で4倍、36年で8倍となっていく。

何歳でのFIREを目指しているか分からないが、アーリーリタイヤは可能になるだろうし、日本が抱えている年金問題からは解放される。

こうした利回りを出せる保険会社に運用をお願いすれば契約後はほぼ放置しておけるので、コストパフォーマンスだけでなくタイムパフォーマンスが良いと言えなくもない。

契約後にそこに費やす時間がほとんどなくなるのだ。

 

デジタル化により時間を効率よく使えるようになったので、タイムパフォーマンスを考えるのは素晴らしい事だと思う。

だが、やはり時間を掛ける事により得られるものもたくさんある。

恋愛含めた人間関係然り、技術習得然り、資産運用然り。

単に短時間で済ますのではなく、時間をどのように考えるかが重要な時代になっていると感じる。

 

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