阪神・淡路大震災から29年。教訓や経験は活かしていかなければならない。

日本社会

1995年1月17日5時46分に発生した阪神淡路大震災から29年の月日が経過した。

日本は災害大国であり、多くの震災を経験しているが、その経験や教訓を活かして命を守っていかなければならない。

阪神淡路大震災や東日本大震災の教訓や経験は活かされているのか否か。

1995年1月17日の早朝に起こった地震。

私は当時、関西にいた訳ではないが揺れを感じて目が覚めた。

当時はインターネットもSNSもなくTVを通じて被害状況を知るしかなかったのだが、時間が経つに連れて大きな地震だったと知り、恐怖を感じたのを覚えている。

同じ日本で起こっているとは思えないような気がしていた。

私が生まれてから阪神淡路大震災までの間にそれほど大きな地震を経験した事が無かった事もあるだろう。

しかし、その後に幾度となく大きな災害が起こっており、災害大国日本と言えど、その頻度が増えているような気がする。

このコンテンツを書くにあたって知った事だが、「大震災」と呼ばれるのは3つしかないそうだ。

・関東大震災:1923年9月1日
・阪神・淡路大震災:1995年1月17日
・東日本大震災:2011年3月11日

大震災と呼ぶかどうかの明確な基準はないそうだが、地震動による被害が「国難」をもたらしている場合に「大震災」と命名されるとの事。

国難の基準そのものが良く分からないし、震災に大きいも小さいもないので、命を守る行動を心掛けていく必要があるだろう。

東日本大震災の場合は地震だけでなく津波の被害も大きかったが、その経験もあり、2024年1月1日の能登半島地震の際は直ぐに高台に逃げた人が多いようで経験が活かされていると言えるはずだ。

テレビなどメディアの声掛けも緊迫度を増し、緊張感持って逃げるような伝え方に変わっている。

兎にも角にも命を守る事が重要だ。

その後の対応は初動が遅いという意見もあれば、そうでもないという意見も散見される。

SNSの発達により国民総コメンテーターみたくなっており、何をやっても批判を浴びる時代になっているが、災害大国日本として、経験を次に活かしシミュレーションしていく事が必要と言える。

先ずは、現在避難している人たちの健康や安全を第一に考え、その後は日本のどこで災害が起こってもおかしくない状況と全国民が自覚して行動していかなければならない。

日本は人口減少・少子高齢化や経済縮小などの問題点を抱えているが、そうした問題を考えられるのも平和に安心して暮らせる社会があってこそ。

災害大国だからこそ、命の大事さを常に考えておかなければならないと思う。

そして、日本と言う素晴らしい国を維持していかなくてはならない。

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