時の流れは早いと言うから長期運用もあっという間?投資の基本を守ってリスクを低減させて資産価値向上に努めよう!

金融知識・金融教育

令和6年度も年度末を迎えている。

良く言う言葉であるが、時の流れは早い。

2024年も約1/4が終わった事になる。

時が経つのは早いから人生も長期運用もあっという間!?

時が経つのが早いと感じるのは何歳くらいからだろうか?

年齢を重ねれば重ねるほど時の経過が早く感じられるようになると思う。

これは、人間は一度経験した事に対しては脳が覚えていて処理を早くするからだと言われている。

初めて訪れる場所に行く時、往路と復路で時間の経過が異なるように感じる事があるはずだ。

行きは長く感じて帰りは短く感じる。

これも、帰り道は一度経験した事がある道を戻る為に脳の処理が早い事に起因するそうだ。

人間は年齢を重ねると経験値が高くなり、その分だけ反比例するように時間の経過が短く感じるようになっている。

 

この考えは資産運用にも通ずるなと思った。

資産運用の基本は長期分散投資と言える。

分散の要素はここでは解説しないが、長期投資は時間軸によってリスクを分散しながら利回りを得ていく手法であり、資産運用における一つの鉄則である。

だが、特に若い人は長期投資と聞くとイメージが湧かない人が多く、実際に長期投資を始めても途中で挫折してしまうケースが多い。

これは時間に対して我慢できなかったり、経験値が足りないから部分があるからだと思う。

経験値が足りないから目先の事だけ考えて途中でリタイアしてしまうのではないだろうか?

ある程度の年齢を重ねてから長期投資をスタートさせるのは人生の残り時間とのバランスになってくるが、長期投資をそれなりに実践して年齢を重ねた人は経験値があるので簡単に途中で離脱しない。

そして、経験値を重ねれば重ねるほど長期投資はそれほど長い時間と感じないのかもしれないと思った。

人生と同じで長期投資も実は短いスパンなのかもしれない。

 

長期投資の経験値と言えど、経験値が上がっていく真理は単純に止めずに継続するだけである。

特に汗水垂らす訳ではないが、この経験値を重ねていく事は簡単なようで実は難しい。

難しいからこそ資産価値が上がっていくのだが、その境地に達する人は少ないように感じる。

人生において時間の使い方は如何に豊かに生きるかの肝と言えるが、資産運用においても同じ事が言えるのではないだろうか?

 

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