預金封鎖、マイナンバー制、黒田総裁の国債白旗…どうなる日本!?

国債

2015年になって日経平均株価は絶好調に右肩上がりで20,000円間近、そしてドル円は121円を突破し、動きが激しい。

その一方で、NHKが預金封鎖を特集したり、マイナンバー制度のCMが流れたりと不穏な空気も流れている。

そして先日、日本銀行の黒田総裁が国債のリスクについて発言した内容が議事録から削除されていたことが判明した。

日本国債はリスクの塊だと思うが・・・

ムーディーズは、昨年末に日本国債を格付けを引き下げた。

それに加えて、世界の金融当局者で構成されるバーゼル銀行監督委員会で、国債をリスク資産とみなす議論が始まっており、日本国債の危機について日本銀行の黒田総裁は言及したそうだ。

そうした内容が議事録からカットされている・・・

「議事録から削除と箝口令」 日銀黒田総裁の発言

ここには大きく2つの問題があると思う。

1つは、情報統制を企てた点。

日本国民には、日本国債のリスクについては知ってもらいたくないのだろう。

日本国民が知ったとして、政府がプラスになることは何もない。

そしてもう一つは国債のリスクに関して。

国債は安全資産と勘違いしている人が多いが、所詮は国の借金。

リスクとリターンのバランスが取れていれば安全資産と考えても良いだろうが、日本は約1,000兆の借金がある国。

更に毎年毎年、借金額(国債)を増やしており、債務残高の国際比較(対GDP)は231.9%にも達している。

こんな財政状況の国がお金を貸してほしいと国債を発行して、そのリターン(金利)が0.3%以下とはふざけた話で、ハイリスク・ローリターンの金融商品なのである。

国際的な財務の考えで、国債をリスク資産とするかどうかはさておき、実際に日本国債はリスクの塊である。

情報統制を行いつつも、国債のリスクが徐々に顕在化してきそうである。

危機感を持っている人は早めの対策を・・・

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