2016年も、本日が大発会で市場もスタートを切った。
いきなり582円強もの安値でスタートして、今年や将来的な株価の行方が気になる人も多い事だろう。
また、この年末年始は、日本は財政破綻はしない、実は財政は健全であるといった論調も見られ、日本経済の先行きに対して何が正しいのか、わからなくなった人もいることだろう。
大事なことは日本経済の先行きを当てることではなく、対策をしておくこと!
いきなり結論から書けば、日本の財政が将来的に破綻するかどうか、そんなことは私にはわからない。
私以外でも、分かる人などいないだろう。
日本の財務諸表を見て、ある人は+に捉え、ある人は-に捉える。
ただそれだけだと思うが、企業のように粉飾されている可能性もあり、何が正しいかなどわからない。
この状況で、どちらかに事が進むと決め打って行動するのが一番危険であり、そのような対応はギャンブルであり、資産運用の観点では投機と呼ばれる。
どちらに転んでも大丈夫なように対応をしなければならない。
①国家破綻しない。 何もしなくても良い
②国家破綻する 海外を利用して資産防衛する
このように層別されるだろう。
どちらにも対応をしなければならないが、①のケースの場合、実際に国家破綻したら資産が消える。
②のケースの場合、国家破綻しなかったとしても、海外に自分のお金が置かれているだけで、何ら問題は起こらない。
①②どちらが起きても問題ないようにするには、海外を利用して資産防衛しておくことになる。
そもそも、日本の国家破綻など関係なく、資産を分散させておくのは基本中の基本である。
個人的には、国債が増え続ける一方で、人口減少・少子高齢化が続く国の将来は明るくないと思う。
そもそも、火のない所に煙は立たないので、問題視している人が多いということだ。
こうしたネガティブパワーが積もっていく中で、日本経済が好転するとは思えない。
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