20世紀末の金融ビックバンにより、日本人が海外の金融商品を購入する事は何ら問題がなくなった。
RL360°(ロイヤルロンドン360°)など海外の金融商品に加入するには直接IFAに問い合わせをする事がポイント!
金融ビックバンにより日本人が海外の金融商品を購入する事が可能になったものの、制限されていることもある。
頻繁に議論されるのは以下の2点である。
◆生命保険に加入するには内閣総理大臣の許可が必要(保険業法)
◆金融庁に登録されていない商品の勧誘・営業・販売行為の禁止(金融商品取引法)
つまりは生命保険ではない金融商品を購入する事は問題なく、日本国内で勧誘・営業・販売行為を行う会社や人はいないので、直接オフショア金融商品の販売・サポートを行ってくれる海外の機関に問い合わせをして契約すれば問題ないのだ。
その機関こそがIFA(Independent Financial Adviser)である。
IFAは販売時だけでなく、契約後のサポートまど行ってくれる機関である。
RL360°に目を向ければ、RL360°には死亡時に時価総額の1%がプラスして返戻されるWhole Life(WL)という商品と、死亡時も相続人が商品を継続していくCapital Redemption(CR)という商品がある。
世界標準はWLであるが、死亡時に時価総額+1%で返戻されることから生命保険では?という議論が日本国内にはあり、日本人用にCRがあると言っても過言ではない。
RL360°はファンドで運用される商品であり、生命保険とは本質的に異なるが、何故か日本国内では不毛な議論がなされている。
結果的にRL360°のようなプロバイダーは日本人向けにCRを組成するのだが、無駄なコストをプロバイダーに課しているようなものだ。
そして、費用対効果の合わない日本市場から離れて行ってしまう・・・
元々WL、CRの2種類を用意したのは、日本人に圧倒的に人気があったFriends Prpvident International(FPI、フレンズプロビデント)であるが、そのFPIは2012年に日本人の新規受け入れを停止してしまった。
RL360°もWLの新規受け入れを2017年3月で停止。
日本の不毛な議論によりプロバイダーに余計な負担を掛けてしまい、最終的には相手にされなくなっているのだ。
そもそも保険業法も金融商品取引法も日本人の事を思っての法律ではなく、日本の保険会社・金融業を守る為のものである。
その法律に泳がされて命の次に大事な資産を価値のない場所に置いていたら、結果的に日本の総資産価値は減るばかりと感じる。
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