2012年にFriends Provident(フレンズプロビデント)が日本居住の日本人の受け入れを中止してから、マン島籍のRL360°と共に契約者数を増やしていると思われるのがケイマン島籍のInvestors Trust(インベスターズトラスト)だ。
Investors Trustには積立投資商品としてEvolutionとS&P500Indexという2種類の商品があるのが特徴である。
Investors Trust、EvolutionとS&P500Indexどちらを契約するかの判断基準とは?
Investors TrustのEvolutionは毎月積み立てた金額を数種類のファンドで運用していく方式になっている。
Friends ProvidentやRL360°が提供している積立投資商品と似ており、オフショア積立投資の一般的な方式と言える。
3年目からは一部引き出しも可能なので、自由度(流動性)が高い商品となっている。
(ただし、手数料方式がやや異なる ⇒ インベスターズトラストの積立投資エボリューションの評判や口コミは?手数料は安い?高い?会社の信頼・信用性は?)
一方、S&P500Indexは他のオフショア投資商品のプロバイダーではなかなか見掛けない商品である。
毎月、米国のS&P500Indexに積み立てていく方式になっており、15年間休むことなく継続して積み立てれば140%が確保されているのである。
日本人が好む元本確保型の商品と言える。
しかし、途中で積立を停止すると元本確保の140%の権利を失うのと同時に手数料をしっかりと取られる。
⇒ インベスターズトラストS&P500Indexの手数料は?200ドルなど500ドル未満で契約する場合はビットオファースプレッドに要注意点!
Evolution | S&P500Index | |
利回り決定方式 | ポートフォリオによる | S&P500Indexによる |
想定利回り | 年利5~10%? | 年利約4.1% (15年で140%) |
リスク | ポートフォリオにより利回り変動 | 途中で積み立て停止すると手数料が高い |
どちらが良いか?という結論だが、余裕資産や考え方によってくる。
元本確保を利かせたければ、15年間払い続けられるだけの余裕度を持って投資しなくてはならない。
途中で引き出しするかも、と思うのであれば引き出し可能なEvolutionを選択した方がいいだろう。
一番良い方法は、Investors Trustの正規代理店であるIFA(Independent Financial Adviser)に相談してみる事だ。
IFAは契約から事後サポートまでを受け持つ会社である。
自分の資産全体からどちらを選択すべきかを相談して決定すれば良いのである。
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