オフショア投資で契約者が死亡した時や満期時に、どのように扱われるかをまとめてみた。
契約している商品によって取り扱いは異なってくるので、要チェック!
オフショア積立投資はWhole Life(WL)とCapital Redemption(CR)で扱いが異なる!
オフショア積立投資商品は大きくWLとCRに大別されている。
死亡時や満期時の取り扱いもこの2つで異なってくるので、自分がどの商品に契約しているかを確認する必要がある。
また、今後オフショア投資の契約を考えている人はこの2つのどちらの商品に契約したいかを吟味してみよう。
【Whole Life(WL)】
WLは101や105など言った呼び方をされるものがあるが、死亡時に時価総額の101%や105%などで契約時に設定した受取人に返金されて解約となる商品である。
満期まで継続した場合は、その時点で全額引き出す事も可能だが、継続して運用を行う事もできる。
Capital Redemption(CR)
CRは契約者死亡後も契約が継続される。
誰が継続するかと言えば、相続人になる。
積立投資で契約者死亡時に積立が困難となれば、解約手続きを行わなければならない。
戻ってくる金額は、解約返戻金によりけりだが、残存期間が長いとマイナスになってしまうケースもある。
満期まで契約した場合は、満期時自動解約になるケースが多い。
(RL360°の積立投資Quantumの場合は99年まで継続可能。)
どちらの商品を選ぶかは個人の選択になるが、日本人の場合は選択できる商品に限りがあり、更には年々契約できる商品が減少しているので、早め早めの選択を行う事が重要なポイントとなる。
WL | CR | |
死亡時 | 時価総額の101~105%が受取人へ | 相続人が継続運用 |
満期時 | 解約/継続 選択可能 | 自動解約 |
FPI | 日本居住の日本人は契約不可 | |
RL360° | 契約不可 | 契約可能(99年債) |
ITA | 契約可能 |
*FPI:Friends Provident International、ITA:Investors Trust Assurance
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