アジアに旅行した事がある人は交通ルールの悪さに肝を冷やした事があるのではないだろうか?
それでも、現地の人は車の列が途切れた瞬間にサッと向こう側へと渡っていく。
最終的に身を守れるのは自分だけ!
法治国家である日本は小さい頃から交通安全について何度も口酸っぱく教育を受けている。
赤は止まれ、黄色は中止、青は進め。
このルール、どこの国でも同じだが、車も人も同じように守るとは限らない。
アジアに行くと自由に運転してるな~、怖いな!と感じる事があるが、歩行者は自分で自分の身を守る術を持っている。
そもそも、自動車がきちんと交通ルールを守ってくれるなどと思っていないのだろう。
死なない為には、信号よりも自分自身の判断力の方が重要となるのだ。
日本では99%自動車は交通ルールを守ってくれるはずだ。
しかし、交通ルールを守らない車に轢かれて死んでしまったら、遺族にお金は渡るかもしれないが、自分の命は戻ってこない。
国のルールは絶対ではない。
最終的に自分の意思や判断で行動しなくてはならないのだ。
国のルールを守る事だけに執着していると、逆に危険な目に遭う事が多い。
ルールは知っていなくてはならないが、そのルールを守る事だけに徹すると大事な何かを忘れてしまう。
身を守る事が目的であり、ルールを守る事はその為の手段にしか過ぎない。
日本の場合、公的年金など国の制度は改悪が進み、破綻に向かっていると良いだろう。
それでも、何となく何もせず生活している人が多いと感じる。
将来に亘って安心安全な年金制度を信用している人などいないはずだが、自分の判断で行動できる人・行動している人は何故か少ない。
自分が老後生活を送る時、年金制度はどのようになっていると思っているのだろうか?
破綻しているかもしれないが、破綻せずとも改悪が進んでいくのは間違いない。
そうなった時、自分の力で対応していなくて痛みを被るのは自分自身。
国や政府を信じていても最終的には誰も守ってくれないので、日本人ももっと自分自身で身を守る力を付ける必要があるのでは?とアジアに来ると感じる事が多い。
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