10年総額7億ドル(1,000億円強)という破格の金額でロサンゼルス・ドジャースと契約した大谷翔平。
帝国データバンクによると、国内の企業で年間売上高100億を突破しているのは全国で1,823社となっていて、国内企業全体の0.12%となるそうだ。
大谷翔平は1人で国内企業の約0.1%しか到達できていない売上高を稼いでしまう。
大谷翔平はロサンゼルス・ドジャースとの契約以外にもCMなどのスポンサー契約もあり、実際の売上は更に大きくなるはずだ。
残念な事にアメリカで収入を得ている大谷翔平、この稼ぎは日本のGDP税収には含まれない。
日本に憧れるのは止めましょう!
野球界のスーパースター大谷翔平、日本にいたらここまで稼げなかったはずだ。
日本のプロ野球の球団がここまでの年俸を出せないと言う事もあるし、アメリカの景気やインフレによってこうした年俸になっているとも言える。
10年約1,000億円と言う数字も1ドル≒150円と言う為替の計算結果を含むので、1ドル100円であれば10年約700億円となる。
(それでも凄すぎるが。)
野球選手やスポーツ選手が海外を目指すのは最高峰のリーグで自分の力を試したいと言う部分がもちろんあるだろうが、スポーツ界に限らず、日本の若者で海外に出たがる人が増えているように感じる。
それは、各業界でトップクラスの市場で腕試ししてみたいという人もいるだろうが、純粋にサラリーを求めている人も多い。
日本市場に絶望感を持つ人が増えているのだ。
一方、東南アジアの若者と話すと日本に憧れを持っているのか、日本で働きたいと言う人が未だ多い。
日本人がアメリカなどに憧れを持つのと同じように、東南アジアの人々は日本をアジアの雄と思っているのかもしれないが、日本の状況を見るとそんな状況ではない。
いつか日本は東南アジアの国々に経済力を抜かれてしまうかもしれない。
WBC決勝戦の前に大谷翔平がナインを鼓舞する為に声出しで語った名言「憧れるのをやめましょう」と東南アジアの若者には伝えたい。
「日本に憧れるのはやめましょう!」
憧れている限りはその国を越えられないという意味で話していたが、東南アジアの若者が日本に憧れてくれているうちは良いだろう。
近い将来、日本の現実を知り、日本への憧れが薄れてきた頃に日本は本当にヤバい国になってしまっているはずだ。
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