子ども人数(年少人口)国際比較。日本は世界の流れに逆行!

人口問題

5月5日は子どもの日。

20世紀であれば外で遊ぶ子が多かったと思うが、最近では公園で遊ぶ子は減ったのだろうか?

そもそも子どもの数(年少人口=15歳未満人口)が減っている。

日本の人口の推移

改めて・・・日本の人口の推移を確認。

厚生労働省_日本の人口の推移
日本の人口の推移(厚生労働省HPより)

このグラフ、何を見れば良いか、何に注目すれば良いかと問われれば全てなのだが、

総人口、65歳以上人口、生産年齢人口、14歳以下人口、高齢化率(65歳以上人口割合)、生産年齢人口(15~64歳)割合、合計特殊出生率と何を取っても良いデータがない。

高齢化社会が叫ばれているが、医療技術・機器の発達で寿命が延びるのは良い事だ。

問題は合計特殊出生率が伸びずに、年少人口が増えないこと。

これでは日本の将来的な成長は見込めない。

世界に逆行する日本の人口指数 

日本の人口はネガティブであるが、この動きは世界と比較しても逆行している。

その最たるグラフがこちら↓↓↓

生産年齢人口の割合と従属人口指数
生産年齢人口の割合と従属人口指数(内閣府HPより)

世界全体でも生産年齢人口は下がり始めているが、日本は群を抜いている。
(このグラフを見ると21世紀はアフリカの時代)

気になるのは従属人口指数である。

従属人口指数=(年少人口+高齢人口)/生産年齢人口

従属人口指数が100%ということは、生産年齢人口が総人口の半数しかいないことを意味する。

労働力のない社会と言える。

今の生産年齢を決定しているのは過去の年少人口。

今の年少人口は、15年後には生産年齢人口となる。

今の年少人口が少ないのだから、将来の生産年齢人口が増える訳もない。

今の子どもたちの為には、更にその下の代を育てる必要がある。

「子どもの日」は、子どもの為に出生率向上を考える日にしなければならない。

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