10月10日は貯金箱の日!金融教育の視点で考えた時、自宅や銀行で預貯金するのは資産価値が増えないから意味がない!

記念日

10月10日は【貯金箱の日】となっている。

無駄遣いをせずにお金を貯めると言うのは聞こえが良いが、資産価値の側面で考えたら、自宅の貯金箱に貯めているだけではメリットがないばかりか、日本円に関しては資産価値が減少していくばかりではある。

資産価値が減る可能性がある預貯金よりも投資を考えさせた方が良い!

お金を貯める道具であると同時に、夢に向かって貯めるという行為を楽しむ貯金箱。その貯金箱について考えていただく日をと、株式会社タカラトミー、株式会社テンヨー、株式会社トイボックス、株式会社バンプレストで構成する「貯金箱の日」制定委員会が制定。日付は1をコイン投入口に、0をコインに見立てたことと、実りの秋にふさわしい日としてこの日に。

社会人になって直ぐの頃、誰かにもらった貯金箱にコツコツと500円玉や100円玉を入れていたことがある。

貯金箱がいっぱいになったので、某銀行に貯金箱を持って行って通帳に預け入れてもらうおうとしたのだが、窓口で拒否された。

時間がかかるという良い訳だったが、それでも負けずに交渉したら対応してくれた。

奥にあるコインチェッカーのようなマシンにコインを投入しただけで、1分もかからずに金額を把握でき、私の口座に入れてくれた。

大した時間もかからなかったが、ただ単にこうした顧客の対応をしたくなかっただけだろう。

貯金箱を持ってくる客は好まれざる客だと身を持って体験できた。

現在では、多くの銀行で硬貨の入金はある枚数以上になると手数料がかかるようになっている。

そうした側面から見ても、貯金箱にお金を貯める行為はすべきではないだろう。

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資産価値が上がる事もなく換金もし辛い貯金箱での貯金、今となっては全くお勧めではない。

では、銀行に預け入れていれば良いかと言えば、銀行に預け入れても超低金利である日本ではそれも意味はない。

資産価値が上がるような投資商品を活用すべきだが、残念ながら日本にはそうした商品もない。

お金に働いてもらいたければ、資産価値がアップする環境を求めなければならないが、それが日本でない事は明らかだ。

金融立国、オフショア金融センターと呼ばれる場所を利用すべきであるが、日本から一番近いのは香港だ。

香港には利回り6~7%で複利運用される貯蓄型保険商品などが上市されていて資産価値を高めてくれる。

もちろん、貯金箱に入れられるような金額では契約できず、それなりの支払保険料は必要となってくる。

 

子供にお金の大切さを教える為に、貯金箱を使ってコツコツとお金を貯める事を勧める親は多いと思う。

また、お年玉などのまとまったお金が入ったら銀行に預貯金させたりするだろう。

こうした事はお金を大切に扱っているようで、実際にはお金の成長までを子供に教える事ができていない。

貯金箱や銀行にお金を入れていても、お金の価値は増えない為である。

お金の大切さと言いながら、その価値を下げさせてしまっていたら、それは教育とは言えないはずだ。

今年100円で買えたものが来年は110円でなければ買えない物もあり、それはお金の価値が下がったと言う事だが、それをどう伝えていくかがポイントだと思う。

子供が自らのお金で海外の資産価値が上がるような投資商品を買えればいいが、それは流石に難しい。

ならば、例えば子供を被保険者にして海外の生命保険に入り、その商品の説明をするだけでも金融教育になると思う。

金融教育をしながら資産価値も増えていく。

親が自ら勉強し、そして子供の為に実践し、それを伝えていく事の方がコツコツと貯金箱にお金を貯めさせたり銀行にお金を預け入れるよりも、学びとなるし実にもなるはずだ。

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