投資・資産運用を行っていると今の利回りばかりをみて、その数字が一番大事と思っている人がいる。
だが、今の利回りだけを気にしていると、先々痛い目に遭う事が多い。
点でなく線で考える事が重要だ。
資産運用は長期的スパンな視点が重要である!
資産運用を行う際、利回りは重要な要素である事に間違いないが、それだけを見ていると痛い目に遭う事が多い。
特にFriends ProvidentのreserveやRL360°のQuantum、Investors TrustのEvolutionなどのSavings Planと呼ばれる、所謂オフショア積立投資商品は長期契約となるので長期的な視点を持つ事がポイントなってくる。
オフショア投資商品はIFA(Independent Financial Adviser)と呼ばれる正規代理店を介して契約する事になるが、長期的な視点を持つには長期的にお付き合いできるIFAの選択が重要となる。
Savings Planは自分でポートフォリオを組むことができるが、IFAにポートフォリオを依頼する人の方が多い。
となるとIFAの利回りが気になるところだが、長期投資であるので、先ず第一に考えなくてはならないのは長期間サポートしてくれるIFAかどうかという事になる。
目先の数字ばかりをアピールしてくるIFAであると、将来に亘ってサポートしてもらえるかどうか不安になるはずだ。
Savings Planは各社得意な相場・苦手な相場をこなしながら時間を上手く使って運用していく事になる。
今、運用が上手くいっているのであれば次には上手く行かない局面に遭遇する可能性が高いが、そうした状況でも親身になって相談に乗ってくれるかどうかを見極めなくてはならない。
利回りだけで判断してIFAを次から次へと変更してしまう人もいるようだが、そうなると利回りが下がっていくIFAを追いかける事になるし、次第にどのIFAからも招かれざる客となってしまい、どこのIFAにも受け入れてもらえなくなってしまう。
ジョージ・ソロスが「まず生き残れ。儲けるのはそれからだ。」と発言しているが、投資で最も重要な事は退場せずに長く相場に居続ける事である。
これは株式投資の格言としてよく用いられる言葉だが、長期投資であるSavings Planでも同じことが言える。
そもそも、Savings Planは契約当初の手数料割合が高いので稼ぎにくくなっており、長期間契約する事で手数料が安くなっていき利益が出やすい仕組みになっているので、ジョージ・ソロスの言葉が合致する。
Savings Planに居続ける事=契約を維持する事が最重要であり、その為には目先の利回りよりも契約満期まで面倒を見てくれるIFAを選んでいかなくてはならないのである。
サポートが受けられなくて退場となったら最悪である。
これからSavings Planを契約したいのであればサポート力があるIFAを選定すべきであり、今のIFAのサポートに不安・不満があるのであれば、早めにIFAを移管(変更)する事をお勧めしたい。
利回りだけでなくサポートを含めて、今だけの点で見るのではなく長期的な線で捉えるビジョンが必要なのだ。
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