若者がお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんなど年配の人に勝てるものってな~んだ?

金融知識・金融教育

若い人は年配の人と比較して年収や資産額では負けてしまう。

しかし、年配の人に勝てる要素ももちろんある!

若者のメリットを活かし、足りない部分は親や祖父母に頼ってみるのも良い戦略!

若者が年配に勝っている部分・・・

体力、記憶力、食欲、健康、余命etc

挙げればキリがないと思うが、投資・資産運用の分野においては「時間」が当てはまる。

若者の方が人生において残された時間が長いので、時間をより有効的に使って運用が行える。

72の法則で考えてみれば分かりやすい。

72の法則は資産が2倍になるまでの年間利回りとの関係性を表した計算式である。

資産が2倍になるまでの時間=72/年間利回り

利回りの4%であれば、18年で資産が2倍、36年で4倍、54年で8倍、72年で16倍となる。

当然ながら、時間が長ければ資産は大きく増えていく。

また、時間と共に利回りも重要になってくる。

4%という数字は香港の金融商品の代表的な利回りである。

(2022年の世界的な金利上昇により、利回り6~7%へと向上している!

利回り6%で計算すると、12年で資産が2倍、24年で4倍、36年で8倍になるイメージだ。)

いくら時間があっても、利回りが低いと資産は大きくならない。

日本国内の金融商品は年間1%にも満たないので、資産運用に適さないのである。

投資・資産運用は若ければ若い時に始めた方が有利で、結果が出やすい。

投資・資産運用の世界では、若いと言う事はそれだけでメリットなのである。

ただし、投資なので元手がいる。

若者は若いというメリットがある代わり、あまりお金がないという問題点があるかもしれない。

その解決方法の一つとして、親にお金を出してもらうという戦略がある。

日本では銀行や金融商品の契約者は1人となっているが、海外の金融商品では複数人で共有できるものが多い。

時間を有効に活用できる若者(子供)と資産がある年配者(親、祖父母)が共有名義で金融商品を契約すれば良い。

生命保険であれば、子供が被保険者、親が契約者と言う契約をする人も多い。

もちろん、親にお金を出してもらうには親を説得させなくてはならない。

親を説得させるだけの知識を持つ事が必要になるが、それだけの知識を持てれば、一定以上の金融リテラシーが養われたと言えるはずだ。

同時に相続・資産承継も上手く行えるようになるだろう。

若者のメリットである時間をより有効活用するには、運用をスタートを早めにできるように頑張ろう!

若者には時間があるとは言え、日本経済・日本円の状況や利回りの良い海外オフショア投資商品の日本人受け入れ状況を考えると、ある意味、若者でもそれほど時間は残されていないとも考えられる。

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