HSBCなど香港の銀行口座を持っている人は通帳はなく、インターネットバンキングと毎月メールで送られてくるeStatementで口座内の資金などを確認できるようになっている。
そのeStatement、過去7年分がインターネットバンキングからダウンロードできるようになった。
香港の銀行は7年間分のeStatement(口座取引明細書)がインターネットバンキングでダウンロード可能に!
HSBC香港は過去7年間分のeStatement(口座取引明細書)がインターネットバンキングでダウンロードができる、と言うより、出来るようになったというのが正解!
以前は2年分しかダウンロードできなかったのである。

HSBC香港 過去のeStatementsを確認する方法とは?過去2年分はインターネットバンキングでダウンロード可能!
銀行通帳が発行されないHSBC香港。毎月eStatementsがメールで届けられるが、過去2年分はインターネットバンキング内で確認可能。受信したメールを削除せずに置いておけば、検索機能で引っ張り出してダウンロードする事もできる。
(↑ダウンロードの仕方は変わっていないので、ダウンロード方法はこちらのコンテンツでご確認ください。)
過去7年分のダウンロードが出来るようになった理由だが、香港金融管理局からの要請があったようだ。
なので、HSBC香港だけに限った話ではなく、ハンセン銀行、スタンダードチャータード銀行、シティバンク、中国銀行etc、香港内の銀行ではインターネットバンキングで過去7年間分のeStatementがダウンロードできるはずだ。
香港では、会計年度末日より7年間、総勘定元帳や経理書類などの保存義務があり、これに則って各銀行に7年間のダウンロードができるように要求したのかなと思う。
(法人登記を抹消しても、7年間の保存義務あり。)
日本でも税務調査の対象期間は最長過去7年となっている。
税務での7年と言う数字にどんな意味があるのかはよく分からないが、今まで過去2年分しかダウンロードできず、それ以前の分は有料申請だったのが、無料で気軽にダウンロードできるようになったのは有難い話だと思う。
銀行からしたら、サーバーの負荷が増えてコストがかかっている事だろうが、クライアントからしたら良い話。
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