日本居住の日本人も契約可能であったインベスターズトラストInvestors Trust(ITA)S&P500インデックス7年一括拠出プランが販売終了となったそうだ。
オフショア投資商品の販売打ち切りは突然やってくる!
インベスターズトラストでS&P500Indexに積立投資する商品で、10年積立で元本確保100%、15年積立で元本確保140%、20年積立で160%になる商品が有名だ。
今回販売中止となったのは、その一括投資版。
一括で支払って7年満期で元本が89.5%確保されている商品である。
(積立も一括も最低確保されている数字であり、それ以上の運用となれば、そちらの数字が採用される。)
積立に一括、どちらの商品も高格付金融機関が提供する仕組債により元本が確保されている。
今回の販売中止は元本確保が難しくなった事よりも、あまり売れていない事が要因なのかな?と推測している。
一番人気があるのは15年積立で140%が確保された商品だと思うが、この一括商品を契約したという話をほとんど聞いた事がない。
満期時89.5%元本確保は中途半端なのかなと感じる。
一括は販売中止となってしまうが、積立商品は引き続き販売されているので、気になる人はお早めに。
もちろん、契約は正規代理店に直接連絡して話を聞いてみる事が重要なポイントとなる。
今回販売中止となるインベスターズトラストS&P500インデックス7年一括拠出プラン、私は特にお勧めしていた訳ではないが、頭に入れておいた方が良いのは、こうしたオフショア投資商品は突然販売中止になる事が多いという点。
今回の販売中止は特に日本居住の日本人が対象になっている訳ではなく、全世界的な話のようだが、日本居住の日本人だけをターゲットにして販売中止になる事も多い。
それだけ、海外の保険会社・金融機関は日本をマーケットとして受け入れたくないのだろうが、日本居住の日本人は契約できる時にしておかなければ、気付いた時には契約できる商品は何もなくなっているという事態に陥るかもしれない。
行動は早いに越したことはない。
⇒ ご質問やご相談、正規代理店(IFA)の選定でお悩みの方はこちらから。
コメント